2019年12月3日火曜日

昔ながらの製法にこだわった豆腐♪

旬感!えひめチュレ 12/3(火)放送

みなさん、こんにちは!ますはらあきこです(^^)/
今回の取材はいつもより朝早くからスタート!というのも、豆腐を取材させてもらうから(*‘ω‘ *)豆腐を作っているみなさん、さすが早起き☆

ということで、久米にある共同農産の社長 近藤博道さんにお話を伺いました♪

朝の作業を終えた工場で☆

共同農産の豆腐は、「昭和八年豆腐」を謳っており、昭和八年ころの昔ながらの製法にこだわっています♪昔ながらの製法とは、化学凝固剤を使わず、水・大豆・にがりだけで作るということ!シンプルなだけに、原料を厳選する必要があります◎近藤さんは、国産大豆を100%使用した豆腐つくりにこだわっているのですが、この国産大豆も大豆全体の6~10%程度!非常に貴重なものとなっています(*^^*)

ちなみに、国産と外国産の大豆の違いには、そもそもの使用用途の違いがあるんだそう!アメリカの大豆は油用が多く、日本の大豆はたんぱく質用として使うことを目的として生産されています♪そういわれてみれば、大豆って、味噌・醤油・豆腐・納豆と、食べることを目的としていますよね~!

これが豆腐になります!

豆腐つくりは、前日から大豆を水に浸すところから始まります◎大豆が柔らかくなったら撹拌し、にがりを入れるのですが、気温や湿度など、季節によって毎日違う気候を考えながら都度調整しています!化学凝固剤を使うと簡単に固めることができるそうなのですが、材料がシンプルだからこそ、そういった微調整をしてうまく豆腐を固めています!すごい職人技だ☆

にがりを入れたら固まってきた!

すくって…

型に入れる!

ならして…

寄せて…

寄せて…

豆腐職人さんたちがものすごく手際よくテキパキと作業されています!写真は木綿豆腐の製造工程の一部!ふるふるの豆腐を、型枠に流し込み、文字通り木綿で絞って作ります(*^^*)

上から蓋をして…

セット!

圧力をかけて…

余分な水分を出します!

固まった豆腐を…

水にドボン!!

スーーーーーっと上手に豆腐を切っていく!!!!

うわーーーおいしそう~(*^^*)

見慣れた姿に!

材料や工程は昔ながらの製法を守っていますが、労働力の軽減のために機械メーカーと相談して、道具を作ったりもしてきたそう(*‘ω‘ *)
中でもこちらの機械は、細菌の繁殖しやすい20℃~50℃の温度に豆腐がなるのを防ぐため、急激に冷やす装置!環境のことを考えて、水は循環型なんですって♪

たくさんの商品が一気に冷やされます!

工場の中では、社員のみなさんが手際よく声をかけあい連携しながら、豆腐を作り上げていくのですが、最初は同じ大豆・水・にがりだったはずなのに、途中から色々な形に変わっていくのが本当におもしろい!

いつの間にか湯葉ができあがっていたり…

湯葉♪

さっきできた木綿豆腐をカットして、お揚げが揚がっていたり…♪

できたての木綿豆腐は…

じゅわっと揚がり…

ふわふわカリカリのお揚げに(*^^*)

そして、出来上がった絹ごし豆腐、木綿豆腐、おぼろ豆腐、厚揚げをその場で試食させていただきました♪同じものからできたのに、味も食感も風味も様々(*^^*)あぁ、なんて贅沢なんだろう…と朝ごはん代わりにお豆腐でおなかを満たす私たち(笑)

試食用に特別なサイズに☆

絹ごし・木綿・おぼろをスプーンで贅沢に(*‘ω‘ *)

できたて、おいしかったなぁ♪

中でも私のお気に入りは絹ごし豆腐!大豆の風味がものすごく感じられて、食感と風味のダブルパンチ☆私たちが見学&試食させていただいている間も、お母さんがお子さんと一緒に店頭でお豆腐を買っていかれていたんです◎「我が家はここの豆腐」って決まってるんだろうなぁと微笑ましい光景でした♪

真摯に豆腐と向き合い、守り続ける姿。
ぜひ、「昭和八年豆腐」で、昔ながらの豆腐を召し上がってみてください☆シンプルにこだわった古き良き時代のお豆腐が味わえますよ(*^^*)


オマケ① こだわりの菜種油で揚げています!

オマケ② おからは食べてもOK!余ったものは鶏のエサやボカシにして肥料に!