2021年7月27日火曜日

長い歴史のある久万高原町の桃太郎トマト♪

 旬感!えひめチュレ 7/27(火)放送

みなさん、こんにちは!ますはらあきこです(^^)/先週からJA松山市 久万高原町の桃太郎トマトをご紹介しています(*^^*)今週は、出荷の最盛期を迎えつつある選果場へ行ってきました☆お話をJA松山市 営農指導員 大滝德真さんに伺ってきました♪

選果場は、桃太郎トマトのピンクの箱でてんてこ舞いの状態!それもそのはず、現時点で1日4000ケースの桃太郎トマトたちがこの選果場から出荷されているそうなのです◎しかも、ピークは8000ケース、いや、9000ケースも出荷されるとのこと!まさに愛媛の一大産地ですね(*^^*)

トマトのイメージが強い久万高原町ですが、トマト部会が発足して52年目◎最初は露地からスタートしたそうですが、今は病気を防ぐためハウスで育てています♪今年は78名のトマト生産者さんたちで、桃太郎トマトを作っているそうですよ(^^♪

久万高原町産のトマトといえば、FM愛媛も「上浮穴高校桃太郎とまとハヤシソース」でおなじみ◎気温が高くなるとどうしても少し劣化してしまったり、割れてしまったりした規格外トマトを活用して、上浮穴高校の生徒のみなさんとハヤシソース作りをしました◎地元の子供たちにとっても、自慢の桃太郎トマト。少しでも無駄にせず活用したいという想いがこめられています◎

さて、今年の目標は、30万ケース!現時点で、昨年の1.5倍の量が出荷できているそうで、順調です(^^)/梅雨が早く、心配されたトマトもいい感じに成長しているそうで安心!先週いただいた山田さんのトマトも、本当においしかったですもん(*‘ω‘ *)

久万高原町といえば、ピーマンも有名◎元々トマト生産者だった方が高齢のため、ピーマン生産者になることが多いそうです。トマトは1キャリー10kg以上、ずっしりと重量があるので、確かにご高齢の方には大変かも…?でもピーマンも有名ということで、長く農業を続けられる環境であるのはいいことですよね☆

そして、ここで重要になってくるのが先週もご紹介した新規就農支援制度!県内外問わず、農業に興味のある方に集まってもらって、農業のノウハウを教わることができます◎もちろん、まったくの素人でもOK!まずは、町が持っているハウスで野菜作りをはじめ、2年後町内などで用意した畑で実際に野菜を作ることができるのです!すごく手厚い制度なのも要チェックですよ♪若い人が町に入って来ることは、活性化に繋がります(*^^*)ぜひ、興味のある方はコチラをご確認くださいね(^^♪

トマトの収穫は早朝から!普段私たちが購入しているトマトは赤いですが、収穫のときはまだ少し青いのです。でもご安心を!すでに甘さがちゃーんと乗っているのです(*^^*)

大滝さんは、トマトの担当になって6年目。農家さんとのコミュニケーションを日々取りながら、トマトの状態を見て、肥料のタイミングた病気の対策を指導されているそうです♪

改めて、ここ、久万高原町でできる桃太郎トマトがなぜおいしいかをお聞きすると、下記の2つが大きなポイント!

・気温の高すぎは劣化を招く!涼しい気候でそれを防げる!

・水がキレイ!

マニュアル通りにはいかないトマト作りですが、標高・ハウスの状態などを確認し、経験によってよりよい方法を選択しているのです◎

久万高原町の桃太郎トマトは、夏場は水分が多くて瑞々しく、秋口から濃厚な味に変化していきます( *´艸`)今年もおいしくできた久万高原町の桃太郎トマト。ぜひ長い期間、たくさん召し上がってくださいね~!

2021年7月20日火曜日

久万高原町で育ったトマト♪

 旬感!えひめチュレ 7/20(火)放送

みなさん、こんにちは!ますはらあきこです(*^^*)日差しがどんどん強くなっていますね~!夏のチュレ取材の必需品は、日焼け止め、帽子、タオル、水分、着替え(重要)!1時間ほど畑で収録をしているだけでも汗が止まらない…!夏の農業は本当に体力勝負だなぁと実感しています!(^^)!

さて、今回は夏の野菜としても外せない、トマトのご紹介です◎トマト産地として有名な久万高原町へGO!お話を、JA松山市のトマト生産者 山田崇博さんにお聞きしました☆

まずは、愛媛県産のトマト(4月~10月)について♪主な栽培産地は、JA松山市・JAえひめ中央・JA愛媛たいき・JAひがしうわで、出荷先は、関西市場・四国市場・松山市場となっています◎愛媛県では年間を通してとまとが栽培されていますが、春先から夏場にかけてが多い時期です。愛媛県内では、5月放送分の半促成とまと(JA愛媛たいき)→夏秋とまと(JA松山市(久万)・JAえひめ中央・JAひがしうわ)とリレーする形で出荷が続いていきます!

今回は、その中からJA松山市の情報です♪なんと!愛媛県の約6割程度の面積が、JA松山市(久万)管内で栽培されているのです!JA松山市(久万)については、標高の高い比較的冷涼な気候を生かして、夏場のとまと・ピーマン栽培が盛んで県内でも有数の夏秋野菜産地となっていますよ(^^♪

さて、集荷場からさらに15分ちょっと…山をぐんぐん登っていく…!いやぁ!かなり高いところまでやってきました~!おぉ!ハウスが何棟も!!!

…と、思っていると、山田さんからは「これはまだまだ山の序の口(笑)!」との一言!この場所は標高450メートルほどですが、中には標高1000メートルほどの場所でトマト作りをされている生産者さんもいらっしゃるそう◎標高が変わると、霜や気温に違いが!でも久万高原町は盆地なので、標高が低くても寒い場所があったりとなかなか面白い…!(^^)!

今、山田さんが作っているのは、「桃太郎サニー」「桃太郎セレクト」という品種◎大玉トマトとして有名な桃太郎トマトには、この他にも「桃太郎エイト」「桃太郎ワンダー」という品種もあるんだそう!戦隊モノの名前のようです(笑)!!

トマトの品種は、実は少しずつ進化しているのです◎というのも、野菜の病気も日々進化していて、それに対応した品種を作っているから☆病気に強いということは、農薬の量も減らすことができます◎山田さんの作っているトマトは、耐病&30%の減農薬!食べる方も安心安全のトマトが作られています(*^^*)

山田さんがトマト作りで気を付けていることは、土づくり♪土づくりがうまくいかないと、やはりトマト栽培は難しいそうです。

山田さんのトマトは、雨避け栽培ということで、ハウスの中ですくすくと成長中!水も必要ですが、やはり雨が続くとよくない…!トマトの実が濡れたり、陽に当たりすぎてもいけないとのこと。カビができたり、葉っぱに斑点ができて光合成がしづらくなったり…。

太陽と共にサンサンと!のイメージだったトマトですが、なんでも「過ぎる」のはよくないのですね~!

取材日は、日焼け対策万全で入ったチュレチームだったのですが、山の天気は変わりやすい!さらに、最近は雨の降り方も極端になってきましたもんね(>_<)そうこう言っていたら遠くのほうでゴロゴロ…と雷が…( ゚Д゚)ハッ

雨対策はしてなかった…!危ない!急げ~!!!

今年は梅雨入りが早かったので、トマトの成長にも少し影響はあったそうですが、順調に育っています◎この梅雨時期の病気対策が一番大事だそうなので、気は抜けないですねぇ~!

と、ここで「畑de試食」のコーナー!事前に、山田さんがトマトを収穫してくださっていました(*^^*)ありがとうございます♪

中岡「いただきます!」

ジュルっ!!!

中岡「うまーーーーー!」

甘み、旨味、酸味のバランス最高~!!!しかも収穫したてなので、そこにフレッシュさも加味されて、特別な味わいに(*^^*)爽やかな酸味のおかげで、次々と食べたくなるトマト♪私もいただきましたが、かじると皮と実の部分の甘みがぶわっと先にやってきて、あとからゼリー部分の旨味と酸味がやってくる…!後味さっぱりなんです◎めっちゃおいしい~!!

山田さんは今、青年部の部長なのですが、元々は久万高原町が募集している新規就農者支援事業で研修を受けた一人◎研修農場でもあるアグリピアで農業のノウハウを学んだそうです。若手の就農者を増やすべく、山田さんも部長として奮闘中!さらに研修生も募集中~!ぜひ興味のある方は、下記をチェック&お問合せくださいね♪

コチラ

山田さんに教えてもらったトマトの食べ方として、「産地で選ぶ」というものがあります☆味は、各農家、木によっても違う、さらには産地によっても違う!もっと言えば、7月、8月、9月のトマトの味わいも、どんどん変わっていくんだそう!その変化の様子を産地で選んで、ぜひ追いかけていただきたいのです(*^^*)新たな発見がありそうですね♪

今年も例年通りの出来!ぜひ、甘み・旨味・酸味のバランスの取れた桃太郎トマト、ぜひ召し上がってくださいね(*^^*)


オマケ① 山のきれいな水を引いてます♪

オマケ② 生き物も生息!

オマケ③ これは、ミントかな?

オマケ④ めちゃくちゃ増えてる!!!

2021年7月13日火曜日

JAひがしうわのきゅうり♪

 旬感!えひめチュレ 7/13(火)放送

みなさん、こんにちは!ますはらあきこです(^^)/先週からJAひがしうわのきゅうりをご紹介しています♪今週は、JAひがしうわの兵頭俊樹さんに、JAひがしうわ管内のきゅうりについて詳しくお話を伺っています☆

まずは、愛媛産きゅうりについて♪愛媛県全体では、4,255トン生産されており、主な産地として、JAえひめ未来・JA周桑・JAおちいまばり・JAえひめ中央・JA愛媛たいき・JAひがしうわ・JAえひめ南があります(^^)/主な出荷先としては、関西市場(京都・大阪・奈良・兵庫)、そして地元市場となっていますよ☆愛媛県内全域で、促成・半促成・夏露地・抑制など地域により様々な作型で年間を通して生産されているんですね~!

 

そして!前回ご紹介したJAひがしうわのきゅうりは、愛媛産のメイン作型、【夏露地作】のきゅうりとなります!畑の奥見えていたハウスのきゅうり【半促成】と呼ばれる1つ早い作型のきゅうりなんですって♪

兵頭さんいわく、ちょうど今きゅうりが生産者さんからバンバンと入ってきており、旬のピークを迎えているそうです◎選果場にやってくるきゅうりは、なんと1日に10トン!!!段ボール2,000ケースにもなるそうです(^^)/さらに、これからもう少し増えてくるとのこと!嬉しい悲鳴という感じですね~!

JAひがしうわ管内には、現在76名のきゅうり生産者さんがいらっしゃって、県下でも有数の夏秋きゅうり産地となんですよ☆さらに野村は、JAひがしうわの中でも多くきゅうりを生産している地域なんですって♪きゅうりの他にも、かぼちゃ、ピーマン、なす、ししとう、キャベツの産地としても知られています◎

選果場では、たくさんの方が運ばれてきたきゅうりの仕分けをしていました!まずは目視で、キズ、色ムラのあるものを省きます。ここは、人の目がすごく大事!その後はセンサーなどもつかって、長さ、曲がりなどをチェック!秀・優・良、そしてL・M・Sにわけて、10等級に仕分けされていきます◎先週、篠藤副部会長のポケットから出てきたのは、「秀のM!」と、兵頭さんも太鼓判!(^^)!

仕訳けられたきゅうりは、秀品はスーパーに、良品も加工用にと、用途に合わせて旅立っていきますよ~!取材日も、トラックにたくさんのきゅうりが詰め込まれて、出発していました(^^♪

兵頭さんは、カットしてそのまま、マヨネーズ、塩コショウ、醤油と、色々味をつけて食べるのが好き!みなさんは、きゅうり、どんな風に召し上がるのが好きですか?

選果場の柱には、「平成30年7月7日」という表記と、2m20~30cmくらいのところに引かれたラインがありました。西日本豪雨では、こんな高さまで水がきたのかと改めて考えさせられました。選果場の復旧は、町のひとつの復興の証だったそう◎これからも、JAひがしうわのおいしい野菜たちを、この場所からたくさん届けていただきたいなと感じました!

今年は上質なきゅうりができていると兵頭さん!これから夏本番なので、夏バテ防止にも旬を体で味わってくださいね~(*^^*)


オマケ① 今週の長生さん(アップ)。


オマケ② 今週の篠原さん(おしゃれ髪型)。

2021年7月6日火曜日

野村で育ったきゅうり♪

 旬感!えひめチュレ 7/6(火)放送

みなさん、こんにちは!ますはらあきこです(*^^*)早く始まった梅雨も、まだ続く感じなのでしょうか…?ただ、最近は日中すごく暑くなってきて、うっかり日焼け対策を怠っていると大変なことに(笑)水分補給とあわせて、日焼け対策も万全でいきたいですね☆

さて、今回は、旬のきゅうりの話題を求めて、日焼け対策ゼロで(笑)野村へ行ってきました!お話を伺ったのは、JAひがしうわのきゅうり部会長 堀田静男さん、副部会長 篠藤強さんです!(^^)!

まず感じたのは、お二人の仲の良さ♪同じきゅうり部会ということはもちろんですが、なんと毎週金曜日にはバレーボールを一緒にしている仲間でもあるんだそう!2チームで毎週交流戦をしているんですって(^^♪このバレーボールが、夏の暑い中での作業を乗り越える体力づくりにもなっているとお二人!確かに暑い中での作業は体力勝負ですもんね(>_<)

今回訪れたきゅうり畑は、海抜150mほどのところにあって、日差しがサンサンと降り注ぎ、気持ちの良い風が吹き抜ける爽やかな場所◎きゅうり作りに適しているそうです♪

畑には露地きゅうりのアーチがたくさんありました!その奥にはハウスも◎露地きゅうりとハウスきゅうりでは品種が違うそうで、出荷の時期も違ってきます。ハウスでの収穫は4~6月をくらいで、そのあとは露地に切り替えていくそうですよ☆ハウスと露地で、きゅうりの味の違いはほとんどないそうです♪

農家さんによって色々ですが、だいたい1~2月に定植し、3月頃から収穫をスタートさせる方が多いんだそう◎まっすぐきれいでおいしいきゅうりを作るのに重要なことは、温度管理が一番!下は17℃、上は25℃を目安に管理をされているそうです◎そして、きゅうりが曲がる要因である、障害をなくすことが大事!この場合の障害とは、葉っぱへの接触など。光合成の役目を終え、大きく成長した葉っぱは、摘葉といって、葉っぱを取ってあげないといけないんだそう!きゅうりは収穫したら終わりではないのかーーーー( ゚Д゚)!!!!

この摘葉をすることで、次に成長するきゅうりにしっかりとムラなく太陽の光が当たり、きれいな緑色のきゅうりができあがるのです☆そしてもちろん水も大事!雨上がりの翌日などはめちゃくちゃきゅうりが伸びるので、調整しながら水をやるんですって♪その水の中に栄養を入れたりすることもあるそうです。とにかく、手間を惜しまないことで、長くおいしいきゅうりが収穫できるようになります☆

気になる今年の出来は…いい!最近品種が変わり、病気に強くなったおかげで、消毒も少なくなったこともメリットの一つ◎普段当たり前のように食べているきゅうりも、私たちが気づかないだけで、よりおいしく、より安全に作られているのですね(*^^*)

…と、ここで久しぶりの「畑de試食」のコーナー!収穫を…と思ったら、まさかの篠藤さんのポケットから最高のきゅうりが出現(笑)!!いいものを収穫してくれていたのです!!

さっそく、「いただきまーーーーす!」

パリッとした食感と、自然な甘み、そして何より収穫したての瑞々しさ☆断面からも水分が溢れるようです◎

新鮮なきゅうりの特徴は、イボイボの多さ!収穫するときも、イボイボを触らないように、ヘタの上の方を触って収穫されているそうですよ♪私たちもお店で選ぶときも、なるべくイボイボを触らないように、決め打ちして購入したいものですね(*^^*)

今年のきゅうりは例年になくよいでき!水分も多く、瑞々しいので、ぜひ色々な料理で食べて欲しいとお二人(^^♪太陽の恵みをいっぱい受けたきゅうり、たくさん食べましょうね~(^^)/


オマケ 副部会長さんの奥様は、カープ女子!