2022年11月29日火曜日

1年中おいしい!JAえひめ中央のミニトマト♪

 旬感!えひめチュレ 11/29(火)放送

みなさん、こんにちは!ますはらあきこです(^^♪先週から、JAえひめ中央のミニトマトについてお話を伺っています☆今週お話を伺うのは、JAえひめ中央園芸販売課の三浦さん、南部営農支援センターの玉井さんです!(^^)!

現在、17名の部員さんがおり、ミニトマトを毎日出荷しているそうです◎出荷先のメインは地元、一部奈良県へも出荷されているそうですよ(^^♪

JAえひめ中央のミニトマトの特徴は、春植え・秋植えで1年間収穫できること☆当たり前のように年中スーパーで見かけるミニトマトですが、そのためには日々色々と注意することがあります!(^^)!

玉井さんは、潅水管理や肥料のやり方、特に夏場は病害虫にも注意するようハウス内の気温を下げる指導をするなど、生産者のみなさんとコミュニケーションを取りながら巡回しているそうです(^^)/ハウス内の湿度や気温の影響で、病気が出る可能性が高くなってしまうんですって!

トマトは水が大事ですが、やりすぎると劣化してしまい、水をやらなかったら実もならないというなんとも気難しい野菜(*_*;そのため、毎年生産者のみなさんは試行錯誤をされています◎営農指導員からも栽培に関して指導しますが、生産者の方から教わることもあり、お互いに情報共有をしながらよりよいミニトマトができるよう模索しています◎

木の状態を毎日見ている生産者さんが、ミニトマトのことを一番よくわかっているけれど、判断が難しいことも…(T_T)その分、たくさん収穫できたときは、とても嬉しいそうです!(^^)!

一方三浦さんは、農家さんがつくった野菜でも少しでも高く売る仕事(*´ω`)出荷先の状況と産地の情報を把握し、新聞やサイト、前任者からの情報も確認しながら野菜の値段について考えているそうです(^^)/

一般的に、

野菜の値段が安くなる=量が急増

野菜の値段が高くなる=量が減少

ということだそうです。災害や天候不良なども価格が大きくかわるきっかけに。。。生産者と消費者のバランスを見ながら値段を決めるのは、とても難しいお仕事ですね!

毎年、異常気象と言われる中ですが、徹底的に甘くおいしくできているJAえひめ中央のミニトマト♪高品質なミニトマト、みなさんもぜひお召し上がりくださいね~!

2022年11月22日火曜日

肉厚!甘さ弾けるJAえひめ中央のミニトマト♪

旬感!えひめチュレ 11/22(火)放送

みなさん、こんにちは!ますはらあきこです(^^♪11月といえども、なんだかまだ暖かい日が続いていますね~!いきなり寒くなるのでしょうか!?それだけはなにとぞご勘弁を~(笑)!

さて、今回は、日々の食卓に欠かせない赤くてまぁるい野菜ミニトマトをご紹介します☆お話を伺ったのは、JAえひめ中央南伊予支部部会長の田中保夫さんです☆

ミニトマト農家歴24年という大ベテラン農家の田中さん☆ニコニコ笑顔で迎えてくださいました!

トマト自体は夏が旬なのですが、ミニトマトはハウスでの温度管理によりほぼ1年中食べることができるようになっています◎スーパーでも、ミニトマトって、今はもう当たり前にありますよね◎

ハウスでのミニトマト栽培において、一番大事なことはやっぱり温度管理!取材日も、ハウスの中はじんわり暖かく、中にいると汗をかくくらい!適温は28℃前後で、天井の開閉をしたり、寒い夜は暖房を付けて調整をしているそうです!(^^)!特に、朝方の5:00ころが一番大事なんだそう!太陽が昇り始める頃にミニトマトも成長するので、この時間に気温を上げて、夜は逆に下げて…という感じで寒暖差を出しているのです♪

逆に、夏のハウスはとにかく暑い…!!夏の方が冬より管理が難しいんだそう。。。ハウスが暑くなりすぎるのを防ぐために、屋根の上に遮光のシートを被せたりもするそうです◎

今回お邪魔した田中さんのハウスは、8月頃定植して、来年の7月頃まで収穫できるというのだから驚き(*´Д`)本当に、ほぼ1年収穫ができるんですね~!

そんなミニトマトは、毎日の観察がとても大事な野菜のひとつ。毎日観察していると、木の調子がなんとなく悪いときがわかってくるんですって!寒い?肥料が足りない?疲れてる?そんなことを木と会話している田中さん(^^♪これって、昨日今日で身につく技術ではないですよね~!日々の積み重ねがいかに大事かを痛感します。

そのため、なかなかまとまったお休みも取れないという田中さん…!そんなときは、ハウスの中にあるラジカセで、大好きな五木ひろしさんの曲を聴きながら、作業をしているそうですよ(^^♪…ということは、田中さんのハウスのミニトマトたちは、五木ひろしさんの曲を聴きながら育つ、いわば「五木トマト(中岡さん命名)」(笑)!?実際の品種は、「花鳥風月」という品種なのだそうですが、その気になるお味は…!?

中岡「甘ぁ…!!!!!」

食べた瞬間、弾ける甘さ☆サイズも大きくて、ミニトマトといえども食べ応えありありです!(^^)!トマトも生き物なので、やっぱり朝晩の会話がちゃんと味にも反映されています(*´ω`)

昔とは品種も変わってきているミニトマト。いただいたミニトマトは、本当に甘くて、平均でも7~8度、甘いものだと10度くらいあるものも!今は、当たり前になっていますが、こうして年中おいしいミニトマトがいただけるようになった技術や生産者のみなさんの尽力には、本当に感謝ですよね◎

田中さんの願いは、高齢化で、人数も減ってきている部会の現状を、なんとか若い部員を増やして勢いづけたいということでした(^^)放送を聴いたり、このブログを読んだりした方の中で、少しでも農業に興味を持っていただける人がいたら…♪私たちも様々な発信を続けたいと思います。もちろん、根っこには「おいしい」の言葉があってこそ♪

ぜひ、みなさんも冬でもおいしいミニトマト、ぜひたくさん召し上がってくださいね~!

2022年11月15日火曜日

台風被害を乗り越えて!JAえひめ南のブロッコリー♪

 旬感!えひめチュレ 11/15(火)放送

みなさん、こんにちは!ますはらあきこです(^^♪先週に引き続き、今週もJAえひめ南のブロッコリーについて、JAえひめ南の砂田英樹さんお話を伺っていきます☆

生産者のみなさんと、普段から天候や日常の何気ない話からコミュニケーションを取っている砂田さん!(^^)!定期的に会話することで、病気などの情報共有もできるようになるんですって☆

愛南町は、愛媛県内のブロッコリー生産量が一番多い地域なのですが、先週もお伝えした「発泡スチロール+氷詰め」については、地元に発泡スチロールの工場があり、いつでも手に入るからこそ成り立つ発送方法であることも教えていただきました!(^^)!

野菜は品質が命!鮮度を保つために氷で締めて送る方法は、市場からも評判が良いそうですよ◎

愛南町のブロッコリーがおいしいのは、朝晩の寒暖差があり、甘いブロッコリーができやすいから(^^♪一方で、春の時期、暖かくなってくると病害虫が出てくるので、ブロッコリーにとっては難しい時期になるそうです。急に暖かくなったり、雨が降ったりすると、せっかく時差で植えていたブロッコリーも一気に太ってしまうんだとか(T_T)計画的な生産を心がけていても、思わぬ天候の乱れでその苦労がリセットされてしまうとは…自然、恐るべし…!

今年は台風の被害があったため、生産者の方々の生産意欲の低下が心配されるところ。。。野菜を子どもや孫のように思っているからこその悔しさだと砂田さんはおっしゃいます。でも、ここで生産者のみなさんを励まし、リカバリーしてもらうための手立てを考えるのも砂田さんたちのお仕事◎

台風明けからの定植も増えたそうなので、年末~年明け頃から生産量が増える予定だそうです(^_-)-☆よかった!!

塩ゆででシンプルに食べるのが好きな砂田さん◎お友達からはチーズフォンデュもオススメされたそうですよ!(^^)!ぜひみなさんも、様々な方法で、JAえひめ南のブロッコリー、召し上がってみてくださいね♪


オマケ① 中岡「僕の友達にそっくりなんですよ~」

オマケ② 「いや、マジでそっくり…!!」

2022年11月8日火曜日

太陽の光をたっぷり浴びた!JAえひめ南のブロッコリー♪

 旬感!えひめチュレ 11/8(火)放送

みなさん、こんにちは!ますはらあきこです(^^♪

暦の上では、もう冬!(^^)!ですが、先日訪れた愛南町はお天気に恵まれ、暑いくらいでした!愛南町へ向かった理由は、ブロッコリーの取材のためです♪ということで、JAえひめ南の野菜部会 山本昇さんにお話を伺いました☆

まずは、愛媛県のブロッコリー生産状況について◎現在、愛媛県内の7JAで生産されているブロッコリー。(JAうま・JA周桑・JAおちいまばり・JA松山市・JAえひめ中央・JAひがしうわ・JAえひめ南)

その中でもJAえひめ南では、令和4年産の県内全体の生産量のうちの約50%を生産しています!JAえひめ南管内でも、今回取材に伺った南宇和地区がかなり大きいウェイトを占めていますが、鬼北・三間・津島といった地域でも生産されているそうですよ☆

さて、最高のドライブ日和の中、愛南町へ向かったチュレチーム!たどり着いた先は、一本松にある、草一本も生えていないとてもきれいなブロッコリー畑でした!

山本さんは、ブロッコリー歴5~6年とのことですが、それまでは様々な路地野菜を生産されていたベテラン農家さん!キャベツ、白菜、大根など、これまでたくさんの種類の野菜を作ってきたノウハウが、ブロッコリー作りにも生かされているそうです◎

最大15アールという広大な土地でブロッコリーを生産されていますが、その作業は山本さん、奥様のお二人でされているんだとか!そのため、定植の時期を少しずつずらし、収穫のタイミングが集中しないよう調整しているそうです♪ずらす時期は、夏場に10日程度ずつ。こうすると、収穫ができない夏場の時期を外して、年中収穫ができるようになるんだそう!

寒くなるこれからの時期が、ブロッコリーの旬!愛南町は暖かい地域ではありますが、雪も降ります!畑が雪で埋もれることもあるそうですが、ブロッコリーは冬場にゆっくり育つのが理想◎品質的にはそちらの方がよいそうです♪

ここに見えているブロッコリーは、9月中旬に定植し、40~50日ほど経ったもの♪定植して3ヵ月程度で収穫できるので、12月末頃にはおいしいブロッコリーができあがっている予定です☆

常温だと長く保存することが難しいブロッコリーですが、JAえひめ南ならではの保存方法が!発砲スチロールの箱に、氷詰めするという、必殺「発砲氷詰め」!!!!ブロッコリーでは品質評価が一番高い出荷形態だそうです(*´ω`)これで、4~5日は新鮮な状態を保ったままで、私たち消費者の手元に届くようになります☆

産地によって、出荷の荷姿に違いがあり、県内ではほかにも、「段ボール+氷詰め」や「段ボール+鮮度保持フィルム」などそれぞれが品質維持に努めているそうですよ☆

改めて山本さんの畑を見てみると、やっぱりため息が出るほど美しい。。。

山本さん曰く、雑草を生やしていいことはなく、理由としては「ブロッコリーのための肥料を吸う」「病害虫の元になる」から!ただ、雑草がないことの欠点もあって、それは大雨になると土が流されてしまうということ。山本さんの畑には、緩やかな勾配があり、水が下に流れるようになっていて、この大穴に時間をかけて溜められるようにしています◎同時に流れてしまった土も、ある程度溜まったらここから取り出し、畑へ戻す作業も行っているそうです♪

ブロッコリーは毎年作らない方がよい野菜のひとつ。そこで、夏場は牧草を植え、いらない余計なものを吸ってもらい、一度畑をリセットします!こういった知恵も、これまで様々な野菜を作ってきたからこそ◎

今年は、思いがけない台風の被害もあった、JAえひめ南管内のブロッコリーたち。8月に植えた70アールが全滅してしまったんですって。台風の風の向きで、茎がねじり回されてしまうことが原因なんです。こういった自然災害もある中ですが、再度植え直したブロッコリーたちが、こうして元気に育っています!

ぜひ、じーーーっくり育ったブロッコリーを、たくさん召し上がってくださいね!


オマケ① 取材後すぐに作業にかかる山本さん

オマケ② かっこいい漢の背中です(^^)

2022年11月1日火曜日

冬春野菜のシーズン到来♪

旬感!えひめチュレ 11/1(火)放送

みなさん、こんにちは!ますはらあきこです(^^♪

朝晩冷え込んできましたね~!秋から冬の気配が、日に日に近づいている気がしています◎この、少し涼しい感じも心地よくて好きです(*´ω`*)

さて、野菜の季節も冬春野菜へと移り変わっていきますよ☆お話を、JA全農えひめの長生さんに伺ってきました!

冬春野菜の本番シーズン到来!ということで、10月27日に令和4年度の冬春野菜についての大事な会議があったそうです◎冬春野菜のシーズンは、10月~来年の5月まで☆この5月までにどんなことをするか決めるんですね(^^)

愛媛の野菜に関わっている方々が出席し、主に、出荷や生産計画に特化した内容について、「販売」「生産」の方針を決めたんだそう♪

これが、今後の愛媛県全域の冬春野菜の取り組みとなり、各地域ごとでもこの内容を踏まえて方針を決めていくそうですよ☆

この「旬感!えひめチュレ」も含めた広報活動についても話し合っているそうです◎

今回の会議では、以下8品目の方針を決めました☆

・レタス

・ほうれんそう

・ブロッコリー

・白ネギ

・キャベツ

・いちご

・冬春トマト

・冬春きゅうり

次回の放送では、県内でも生産量が一番多い、JAえひめ南のブロッコリーの取材を予定しています!JAえひめ南のブロッコリーといえば、「発泡スチロール」「氷」が鮮度を保つポイント!(^^)!事前情報では、今年の台風被害も多少影響があったそうです。ただ、これまでの経験やノウハウで、こういった事態をリカバリーしていく準備もされていると思いますので、取材のタイミングで色々とお話を伺っていきたいなと思っています◎

長生さんからは、これからの季節は、生産者のみなさんが寒さに負けず作ってくれた冬春野菜がたくさん出てくるので、愛媛産の野菜をぜひ買って食べてほしいとコメントをいただきました!

さぁ、次回はブロッコリー回!愛南町へGOGOします!!!お楽しみに♪