みなさん、こんにちは♪ますはらあきこです(^^)/
2020年、オリンピックイヤーがスタートしましたね♪今年は様々なスポーツの話題がとても身近に感じられる1年になりますね☆えひめ国体・えひめ大会のお仕事にも少しだけ関わらせていただいていたので、今回の東京オリンピックでも知らなかったスポーツのことも色々と興味を持って触れていければなぁと思っています!(^^)!
さて、今週は、愛媛県産の黒豆についてご紹介します♪愛媛の黒豆??と私も思ったのですが、販売されるまで長い年月がかかったことが判明!
お話を、日東商事株式会社の神田定俊社長にお伺いしています!(^^)!
黒豆大豆のビッグビジネス契約を交わした?二人…
神田社長の経営する日東商事は、創業215年!神田社長で8代目となり、砂糖を中心に雑穀も取り扱っています◎「いいものを、おいしく、安く」をモットーにお仕事をされている神田社長♪その集大成と言えるのが、今回ご紹介する黒豆「ひめくろ大豆」です!(^^)!
ひめくろ大豆の前身は、愛媛で35年程前に作られていたそう!作られるようになった理由は、黒豆といえばココ!丹波の黒豆で有名な兵庫県篠山の黒豆が、その年不作だったことがきっかけとなったそうです。このタイミングで黒豆を作れば売れるのでは?そう思ってスタートした黒豆栽培ですが、翌年以降、丹波の黒豆の豊作が続き、愛媛の黒豆は売れない状況に…(>_<)結果、農家さんたちが苦しくなってしまった過去があり、その後30年くらい作られない時期が続きました…!
当時のことを語ってくれています♪
この間、日東商事の事務所が問屋町から南高井に移転。周辺に広がる南高井の畑を見渡した神田社長は、ずっと砂糖できたけど、雑穀にも興味が湧いたそうです◎知り合いの北海道の農家さんに、契約栽培のことを教わり、南高井の農家さんへずっと気になっていた黒豆を作らないかと相談をしたものの、昔うまくいかなかった過去があるので、断られてしまいます( ゚Д゚)
すべてが順調ではなかったのですね…
しかし、ここで新たな事実が発覚!30年以上前は売れなかった黒豆ですが、味がいいということで、農家のご婦人さんたちが自分ち用に栽培されていたんですって☆丹波の黒豆を愛媛で作ることができれば、農家さんの収入も上がるのではと思った神田社長は、フジに相談を持ち掛けたんだそう◎販路の確保をしたわけですね♪
初年度、5人の農家さんが生産した量は500キロ程度。でも、苦労して作った黒豆ですが、黒豆産地として無名な愛媛の黒豆は、県外では最初はとてもとても安い金額でしか売れなかったんです…(´Д`)でも!篠山で作るより、たくさんの収穫量が!もしかすると気候や土地が黒豆作りに向いていたのかもしれませんね♪
その後、農家さんや神田社長の努力で、少しずつ生産量も増えてきました(^^)/名前も愛媛らしく「ひめくろ大豆」に☆
歴史を感じる日東商事のカンバン☆
そこには、神田社長の大きなこだわりが!一度、売れなくて大変な想いをした農家さんにまた負担をかけることのないよう、黒豆農家さんから毎年同じ価格で買って、フジにも同じ価格で販売することを10年(!!)続けているそうです◎これは、なかなかできることではないですねぇ!
物流コストを抑え、みんなが利益を持ち、消費者もいいものを安く買える…なんて好循環なんだ…!
収量としては希少で、松山を中心に出せる量とのことですが、おいしい黒豆を安くいただける幸せの裏には、長い年月と努力があったんだなぁと感じました☆
ひめくろ大豆は、煮豆はもちろん、黒豆ごはん、炒り豆、きな粉でもおいしい!松前町の裸麦と合わせた黒豆麦茶もオススメです♪収録では、「ひめくろ焙煎黒豆茶」をいただきました~!
香ばしくてとってもおいしい( *´艸`)オススメです♪
来週も、ひめくろ大豆の話題をお届けします☆お楽しみに♪