2025年12月16日火曜日

寒さが甘さに変わる!JAえひめ未来のほうれん草♪

 旬感!えひめチュレ 12/16(火)放送

みなさんこんにちは!ますはらあきこです🍃
日に日に寒さが増してきましたね〜。
こんな季節に、ぐっとおいしくなる野菜といえば…そう!葉物野菜
今回は、今まさに旬を迎えている ほうれん草 をご紹介します🥬

お話を伺ったのは、
JAえひめ未来 ほうれん草部会 部会長の浮田さん😊
1年ぶりの再会!
中岡さんと2人で「会いたかったです〜!」と、思わず言ってしまいました✨

🌱年々進化する、ほうれん草
毎年お話を聞いていて思うのですが、ほうれん草って、本当に進化を感じる野菜なんです。

今回お邪魔したのは、土手沿いの畑
そこには、ふさふさ!元気いっぱい!立派なほうれん草がずら〜っと並んでいました🥬✨

🌾「段蒔き(だんまき)」って?
浮田さんは、畑ごとに 段蒔き をしているそう。

▶ 段蒔きとは…
種を一度に全部蒔かず、
時期をずらして少しずつ蒔く方法のこと。

これによって、
✔ 収穫時期をずらせる
✔ シーズン中、仕事が途切れない
✔ 体を休める時間も確保できる

農家さんの体と暮らしを守る、大事な工夫なんですね👨‍🌾✨

🏞️川沿いの砂地が、いい仕事してる?
この畑、実は 川沿いの砂地
浮田さんいわく、「この砂地が、ええ感じに作用しとるんやと思うよ」とのこと。

親戚の方も、同じような砂地でごぼう、山芋などを育てているそう。

粘土質ではなく、水はけがよく根が張りやすいので、昔から、作物づくりに向いた土地なのかもしれませんね🌱

✨今年の出来は…「いい感じ!」
気になる今年のほうれん草。浮田さんの答えは、
「今のところ、いい感じ!」

今年は、いろいろと 新しいチャレンジ をしているそうで、
その手応えも感じているとのこと😊

🧪今年の挑戦は「液肥」
これまでは、品種の違いによる出来の差を検証してきましたが、
今年はあえて――同じ品種「ドンキ」 を植えて液肥を与える試験 にチャレンジ!

その結果…
✔ 葉の色がいい
✔ ふさふさ元気
✔ 発芽率も良さそう
✔ 根の張り方が違う
✔ 葉っぱに厚みがある

目に見えて変化を感じているそうです👀✨

🌧️種まきは、タイミングが命
今年は、10月中頃に雨が続いた影響で、なかなか種を蒔けない時期もあったそう。

実は、 種を植えるタイミング=収入にも直結

✔ 9月末に植えたもの → 約30〜40日で収穫
✔ 10月中頃に植えたもの → 約40〜50日で収穫

同じほうれん草でも、蒔く時期で成長スピードが変わるんです😳

🌟来週は…畑de試食!
ということで、来週はいよいよ 畑で試食 しますよ〜😋✨

寒さの中で甘みを蓄えた、JAえひめ未来のほうれん草。
どんな味がするのか…どうぞお楽しみに〜!

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そして私事ですが、先日「第53回 毎日農業記録賞」というコンテストで、この番組を通して感じた10年間の思いや、中岡さんとの試行錯誤、生産者のみなさんとの関わり方、スポンサーのみなさんとの関係性の変化などを綴った作品を、特別賞に選んでいただきました🏆

東京の如水会館で開催された授賞式に参加してきたのですが、全国各地で様々な生産者の方々や、これから農業を生業にしようと勉強している学生のみなさんのお話を伺うことができ、良い刺激を受けました。

いただいた評価に恥じぬよう、引き続きリスナーのみなさんに生産者の魅力、愛媛の旬の話題をお届けしていきます✨