2025年2月25日火曜日

高接栽培と土耕のハイブリッド!JA東予園芸のいちご♪

 旬感!えひめチュレ 2/25(火)放送

みなさん、こんにちは!ますはらあきこです!(^^)!先週からJA東予園芸のいちごをご紹介しています♪今週はいよいよ、生産者の畑にお邪魔しますよ~!!

お話を伺ったのは、JA東予園芸いちご部会の部会長 真田克己さんと奥様です♪

到着したハウスの大きさに中岡さんも私も「でっかー!!ながーーーー!!!!」と驚き( ゚Д゚)奥行60mもあるハウスに、高接栽培で育てられているいちごがたくさん◎このハウスと、もう一棟別のハウスがあって、それらを奥様と2人で管理されているんだそうです( ゚Д゚)

高接栽培のメリットは、腰くらいの高さがあるので作業がしやすく、溶液を流して作業ができるというところ(^^♪とはいえ、これだけの列があるので、かなりの作業量です…!ところが、よくよくお話を聞いてみると、もう1棟の方はさらに長い90m(!?)あり、なおかつ土耕といって、土に苗を植えて育てているトラディショナルスタイル…!!!ということは、かがんで、しゃがんで作業しないといけないので、めちゃくちゃしんどいんだそう(´Д`)西予市にあるながーーーーーい廊下で雑巾がけレースするくらい疲れると真田さんもおっしゃっています(笑)

この2棟を奥様と作業しているということで、奥様からもクレームがでることがあるようで…(笑)これは、奥様に言質を取った方がよさそう(笑)!ということで、伺ってみると…

・ハウスのビニールも2人で貼っている。私も高いところに上っているけど、よその奥さんはそこまでしていないのに何で(´Д`)

・主人は体がすごく丈夫だけど、私はそこまでじゃない。しんどいと言うと、気のせいと言われる(´Д`)

などなど(笑)ただ、そのお二人のやり取りが、とてもおもしろくて微笑ましくて、仲良しじゃないですか~(*´ω`*)ひゅーひゅー♡

そんなお二人が、二人三脚でがんばっているいちごハウス。去年の夏の酷暑にはかなりやられたそうで、まず育苗から大変!涼しくなってから苗を植えたかったけれど、なかなか涼しくもならず…。いつもベストを目指しているけれど、自然相手なので、うまくいかないときもあるそうです。そして、真田さんは、高接と土耕の2パターンで栽培し、分散することでリスクヘッジをしているのですが、不思議なことに、年によって出来も様々…。

目標は「いいものを数多く」と思っていますが、管理や天候など色々あるので、いつもいつもベストではないとおっしゃっています。ただ、真田さんは、思った通りじゃなくても、自分の気分までも落ち込ませないように、メンタルを保っておくことが大事を力説してくださいました!日々、小さな幸せを見つけながら生活することを意識しているそうで、毎晩奥様のおいしいご飯を食べるのを楽しみにしているんですって(*´ω`*)やだ~♡ひゅーひゅー♡

でも、これってすごく大事なことですよね!ずっと絶えず試行錯誤し、努力していても、どうしてもうまくいかないこともある。そんなときでも、前向きな心を忘れなければ、いちごが応えてくれたときの喜びもひとしおですもんね(^^♪

ということで、実際に真田さんが育てたいちご、いただいてみまーす!!!オススメは、3Lくらいのでっかいやつ!!!

中岡「うんまぁぁぁぁぁ!!!鳥肌立つほどうまい!!!」

ますはら「味が濃い!食べ応えと満足度すごい!」

中がみっちり詰まっていて、天然のいちごジュースを飲んでいるかのようなみずみずしさ。なのに全く水っぽくないんです!!!

でも、真田さんは、今年の出来をはっきりとよくないとおっしゃっていました。もちろん、味はとてもおいしいんです。でも、真田さんの目標は「いいものを数多く」なので、数の部分ではまだまだ納得しているわけではないんだそう(>_<)常に、奥様のおいしいごはんをモチベーションにしながら(*´ω`*)、さらによいものを作るための向上心は、本当に素晴らしいと思いました!(^^)!

まだまだいちごのシーズンは続きます。自然豊かなJA東予園芸の地では、虫の他にも、鳥やハクビシンなど敵も多いんです~!おいしいもんなぁ(笑)そんな外敵から大事ないちごを守りながら、丁寧な管理のもと、おいしいいちごが出荷されています◎今シーズン、価格が高いと思われるかもしれませんが、そこにはいろいろな事情があることを知っていただき、私たちは食べて地元食材を応援したいと思います!

真田さん、奥様、末永く仲良しで、おいしいいちごを作ってくださいね~!

2025年2月18日火曜日

集荷の現場を見学☆JA東予園芸のいちご♪

旬感!えひめチュレ 2/18(火)放送

みなさん、こんにちは!ますはらあきこです!(^^)!
極寒の日々が続いていますが、みなさん体調崩されていませんか?こんなときは、バランスのいい食事を意識して、風邪をひかないよう気をつけましょうね!
さて、今回から2週に渡ってJA東予園芸のいちごをご紹介します!いちごも、ビタミンCが豊富で風邪の予防にはぴったりですよね(*´ω`*)
お話を伺ったのは、JA東予園芸の佐伯行彦さんです◎


毎回、JA東予園芸管内の取材に行くときは、こちらの集荷場に集合してから生産者さんの畑まで向かっていたのですが、今回は実際にいちごの集荷の様子も見学できました♪
続々とトラックの荷台に積み込まれたいちごたちがラインの上に並べられていき、サイズ・等級別にものすごいスピードで検品・伝票発行・荷造りまでを完了され、パレットに積み上げられていきました!特に検品は、瞬時に色と形をチェックし、傷んでいないかの最終確認を爆速で行っていて驚きました( ゚Д゚)




この日、集荷場に集まったのは2,000パックほどだったのですが、昔は1日1万パックくらい集まっていたこともあるんだそう!(^^)!
集荷場に集まっていたのは、あまおとめ紅い雫♪どちらも愛媛県のブランドいちごですよね(*´ω`*)


それぞれ別々の生産者さんが、別々のハウスで作っているにも関わらず、集荷場に集まってくるいちごたちは、色も形もバチッとあっているので、これこそまさにベテランの技!!!みなさんキャリアが長いので達人です◎
JA東予園芸としては、その集まった大事ないちごたちを検査して、私たち消費者の元に届けることが使命だと佐伯さんもおっしゃっていました♪


集荷場に、生産者のみなさんが集まってきたタイミングとほぼ同じタイミングで、『科捜研の女』が好きそうな方(勝手なイメージです:笑)がやってきました!
この方は愛媛県の渡邊さんで、2週間に1回、この集荷場へやってきて、いちごの葉っぱの汁を絞って特別な機械で窒素分を調べているんだそう!(^^)!
1,000ppm以上なら肥料が足りている証拠、逆に7,000ppmくらいだと多すぎる証拠ということで、気になるこの日の葉っぱの窒素分は…3,000ppm!ちょうどいい!!!


この数字のバランスがいい=いちごも健康でおいしいということになるそうです(^^♪
思いがけず新たな出会い~!(^^)!しかも、偶然にも渡邊さん、中岡さんのファンということで、「ジャパハリネットのハリハリラジオ」(毎週日曜18:00~放送)のリスナーさんでもあるとか!すごいご縁(^^♪
突然にも関わらず、わかりやすくご説明いただき、ありがとうございました☆


今日集まったいちごたちは、地元市場2社と、姫路へ出荷されていきました~!達者でなぁ(@^^)/~~~
まさに今がおいしい時期のいちご、出荷は、各園地を見ながら判断しますが、現時点では6月10日頃まで続く予定です♪
来週は、実際に園地に赴き、詳しくお話を伺っていきます!お楽しみに~(*´ω`*)


オマケ 忙しく作業される皆さんと
シンボルのストーブ、オバショット全開の中岡さん(笑)

2025年2月11日火曜日

冬は加熱してもぜひ☆JAおちいまばりのトマト♪

 旬感!えひめチュレ 2/11(火)放送

みなさん、こんにちは!ますはらあきこです!(^^)!先週からJAおちいまばりのトマトをご紹介しています♪お話を伺ったのは、JAおちいまばりトマト部会副部会長の藤田浩一郎さん、朝子さん夫妻です(*´ω`*)

とにかく仲のいいご夫婦が二人三脚で育てているピッチピチプッリプリツッヤツヤのトマト、さっそく試食させていただきます!

中岡「うまーーーーーーい!!!ゼリーもしっかり!実も詰まってる!!香りもいい!!!」

フレッシュさはもちろん、冬のトマトの良さがぎっしりと詰まっています◎食感・食味・うまみがちゃんと味わえるトマト、これはめちゃめちゃおいしいです!(^^)!

さらに!トマトと卵の炒め物も作ってきてくれていました♪朝子さんから笑顔で勧めてもらい、一口含むと…こちらもめっちゃうまーーーー!まずはごま油でトマトを炒めて、そのあと卵を入れ、オイスターソース、鶏がらスープの素をお好みで♪甘みと旨味とジューシーさが増して、トマトが苦手な方や小さなお子様でも、おいしくいただける一品に◎しかも!ごはんに合うおかずへと変身♪生のトマトとはまた違ったおいしさで、冬のトマトはこういった炒め物やミネストローネやコンソメスープの具など、温めてもおいしくいただけるんですと、朝子さんも教えてくれました(*´ω`*)

…と、ここで、実はこの試食を作ってくれたのが、朝子さんではなく浩一郎さんだったことが判明(笑)!!トマトハウスが笑いに包まれました(笑)!

昨シーズンは、全体の3割のトマトを収穫することができなかったと悔しさをにじませていたお二人。でも、今シーズンのトマトを試食させていただき答え合わせをした結果、これだけ素晴らしいトマトが完成!(^^)!日常生活の中で、たくさん会話をしながら協力されているのがよくわかります♪

収穫は、カラーチャートに沿っておこないます◎普段は、季節に応じて、真っ赤かになりすぎない程度に収穫しているそう♪今回送っていただいたものは、すごく真っ赤なので、ギリギリまで待って収穫してくださったのかなぁ(^^♪

これから7月まで、収穫は続きます◎毎年9月に定植をしているので、8月はまるっと夏休み!ここで1年分レジャーを楽しんで、また次のシーズンへの英気を養っているのだそう!(^^)!いいリフレッシュですよね~!

夏のイメージが強いトマト、実は冬は冬のおいしさがあるんです◎ぜひ生のままで、もしくは加熱して、しっかりとした旨味を楽しんでくださいね!


オマケ ハウスで育てている自宅用のいちごもごちそうになりました♪

2025年2月4日火曜日

ニコニコ仲良しご夫婦が作る☆JAおちいまばりのトマト♪

 旬感!えひめチュレ 2/4(火)放送

みなさん、こんにちは!ますはらあきこです!(^^)!寒くなったかと思ったら暖かくなったりと、気温の乱高下が続きますね(´Д`)体調管理には引き続き気を付けていきましょう!

さて、今回は今治へGO~!冬から春にかけてハウスで育てられるトマトについて、JAおちいまばりトマト部会副部会長の藤田浩一郎さん、朝子さんご夫婦にお話を伺います!

もうね、まず、出迎えてくださったその笑顔から、こちらも笑顔になる明るく朗らかなご夫婦ですよ(*´ω`*)

トマト農家になって16年目の藤田さんご夫婦。大きなハウスの中に入ると、外気温とは違ってホッとする暖かさ(^^♪…なのは最初だけで、すぐに冬でもじんわり汗をかくくらいのあたたかさに!ハウスの中は、冬でも25℃~30℃くらいに保たれるよう調整しています◎もちろん、太陽の日が当たるともっとあったかくなるそうですよ♪

トマトと言えば、夏のイメージが強いですが、暑すぎてもできづらいそうなので、今くらいの温度がちょうどいいんだそう◎冬の方が、時間をかけてじっくり育つので、夏とはまた違った味の乗ったトマトができあがります♪夏は夏で、水分が多くさっぱりしたトマトに、これからの時期は、うまみがあってしまったトマトになるんだそうですよ(*´ω`*)

ハウスの中を見ると、鈴なり状のトマトがたっくさん!!!どれもツヤツヤでハリがあって、元気いっぱい!!トマトの定植は9月中旬頃◎陽の光が徐々に弱くなって寒くなっていくので、温度管理・湿度管理に気を付けているんだそう。水をあげすぎてもブヨブヨと太ってしまうだけなんですって( ゚Д゚)

お話を伺っていると、ブオオオオオオオオオと、頭上の筒状のビニール袋がパンパンッに膨らみました!これは、二酸化炭素を排出する装置。【トマトの葉っぱが光合成をする⇒CO2が減る⇒減ったCO2を感知して筒を通してハウス内に供給】という流れです!これでさらなる光合成を促すわけですね~!(^^)!

今年はたくさんのトマトが実をつけていますが、昨年は大きな失敗があったと浩一郎さん。全体の3割ものトマトが、収穫したいのに収穫できない状況に陥ってしまったそう。そのショックは相当のものだったと思います。これまでのルーティンを見直したり、品種の見直しをしたりして、ようやく今年の状況まで持って来れました!

もちろんその道のりも大変なもの。。。夏の暑さや秋の大雨など、ここ数年すごい天気か続いています。ハウスの中もやはり外の影響を大きく受けるので、遮光カーテンを取り入れるなどして日差しの影響を弱める工夫もしています。これまでだと、寒くなっていく季節は、太陽の光をどれだけ集めるか?が課題だったはずなのに、こういった天候の変化には驚くばかりです( ゚Д゚)

努力が実り、今年のトマトは順調♪朝子さんは「やったー!!」とぴょんぴょん跳ねて喜んでいます◎これまでがんばってきたことの答え合わせが、今の畑の状態なんですもんね(^^♪来週は、そのトマト、実際に試食させていただきます~!お楽しみに☆


オマケ 取材後、送っていただいたピカピカトマト☆