2021年1月5日火曜日

JAえひめ未来のほうれん草♪

 旬感!えひめチュレ 1/5(火)放送

みなさん、あけましておめでとうございます♪今年も「旬感!えひめチュレ」どうぞよろしくお願いいたします!(^^)!

さて、新年最初にご紹介する旬の食材はほうれん草!愛媛県下では、約17.9haの栽培面積で135tの出荷量があるそうです。(※県内JAの取扱量)

主に栽培されているのは、JAえひめ未来(西条市)JA周桑(丹原)JAひがしうわ(野村)JAえひめ南(鬼北)のあたりとなります。そして、主産地はJAえひめ未来で約90%を占めています!11月から翌4月までの出荷で、関西及び地元市場へ出荷されていますよ。

ということで今回は、JAえひめ未来のほうれん草部会長 浮田佳雅さんにお話を伺いました!

今年のほうれん草は、最初気温が暖かったので成長も良かったのですが、気温がグッと下がってから少し成長が足踏み状態(;´Д`)ただ、冬のほうれん草には、この寒さが重要!寒くなると、甘くおいしくなるので、成長はしてほしいけど、おいしくもなってほしいし…暖かさと寒さのジレンマですね(笑)

訪れた圃場のほうれん草を見て、もう少し縦に伸びて欲しいなぁと浮田さん。出荷できるサイズになるまで、種まきから約2ヶ月程かかります。暖かいときは1ヶ月半くらいで成長もするそうなのですが、お天気ばかりは操作できないので、毎年試行錯誤の繰り返しだそうです(>_<)

浮田さんは、ほうれん草を作り始めて10年くらい。この10年の天候の変化も激しかったそうです。確かに、私たちの体感的にもそれはありますよね!暖かいと言っていたら、急に寒くなったり…(笑)野菜たちにも過酷なお天気が続く中、毎年生産者さんたちの創意工夫で、おいしい野菜が届いているんだなぁと思います(*^^*)

もちろん、種を植えるタイミングも難しい!ほんの数日植えるタイミングが遅くなっても、のちのち大きな影響が出てきてしまうので、この見極めも本当に重要です◎

…とここまで色々とお話を伺っていると、なんだか不思議な乗り物を発見!これは…??

ほうれん草の収穫は座った姿勢が続くので、腰やひざに負担が大きい…ということで、収穫を少しでも楽にするためのアイテム、名付けて「ほうれん草カー(※番組が勝手に命名)」が役に立ちます!

どう乗りこなすかといいますと…

こう、横滑りに進んでいくわけです(笑)シュールです(笑)で、目の前にあるほうれん草をチョキチョキと収穫して、黄色いかごにイン!このほうれん草カー、思いのほかスムーズに進むんでびっくり(笑)!ロードバイク並みの軽さです!!!

さて、ここで、恒例の「畑de試食」のコーナーを!と思ったのですが、周りから、そのまま食べるのはちょっと…止める声が続出(笑)それでも、この中岡選手は生で食べます!!むしゃむしゃと食べて「あ、全然甘いよ?おいしい!」と案外平気そうだったのを見て、浮田さんも一口…。でも、「やっぱりおひたしで食べた方がおいしいよ~(笑)!!!!!」

とのことですので、みなさんもぜひ加熱して召し上がってください(笑)もちろん、生食用のほうれん草はそのままでもOKですよ☆葉っぱが厚くしっかりしているので、ほうれん草のしゃぶしゃぶもオススメです☆

これからますます寒くなるので、収穫する生産者さんたちもカッパを着たりして防寒!ただ、あまり早い時間から作業をすると、霜が降りていて葉っぱがパリンパリンになって傷んでしまうそう…(>_<)なので、少し暖かくなってから収穫作業をするそうですよ◎それでも真冬の外での収穫は大変だぁ…。

終始、笑いの絶えない収録だったのですが、そんな浮田さんに今年の抱負は、みんながほうれん草を作って、部会を盛り上げて欲しい!若い人も増えてくれたら嬉しいなぁということ◎放送を聴いた方で、興味を持ってくださる方いたら嬉しいですね(^^)/

ここ、水のきれいな西条でできるほうれん草は、甘くて食べ応えあり!ぜひみなさんも、JAえひめ未来のほうれん草、お店で見つけてくださいね☆


オマケ 放送にはのっていませんが、ほうれん草カーに降りかかった災難の話が、面白すぎました(笑)