2017年2月10日金曜日

柑橘の大トロ!?せとか♪

旬感!えひめチュレ 2/10(金)放送

みなさん、こんにちは♪

柑橘シリーズも、あっという間に第7弾!!
今回は、甘みと酸味のバランスがよく、果汁たっぷり、魅力いっぱいのせとかをご紹介します(*^^*)

お話を伺った、JAえひめ中央の生産者 田中伸誠さんと♪

せとかは、清見とアンコールを掛け合わせたものに、さらにマーコットを掛け合わせたもので、「柑橘の大トロ」とも呼ばれることもあるくらいの高級柑橘◎せとかファンの方も多いですよね~(*^^*)

これからまさに出荷のピークを迎えるということで、大忙しの田中さんに色々と教えてもらったのですが、その高品質を保つために様々なご苦労をされているとのこと。
年間を通しての温度管理や、6月に行う大事な摘果作業もさることながら、11月末~12月頃に作業をするのが、この「サンテ」と呼ばれる黒い袋を果実ひとつずつに被せていくというもの。

薄いガーゼのような、伸縮性のある袋です。

サンテを外すと、なめらかボディーで鮮やかカラーのせとかが登場♪

このサンテは、せとかの鮮やかな紅色を濃く保つためだけに被せるというから驚き!てっきり、これを被せることで、甘みが増すのかと思いきやですよ…。見た目のために、ひとつひとつ作業をするこだわりようには、脱帽ですね(^^)

田中さんは、1万5千~2万個くらいのせとかにせっせと袋をかけるそうです。大変!

お邪魔したハウスには、約110本の木が植わっていて、1本の木に約150個ものせとかができると教えていただきました◎思ったよりもたくさんの果実がなるんですね~(^^♪

そして、初めて知ったのですが、せとかの木には、トゲがあるんです。

中指のところ、見えます?

木の上の方には、こんなにながーーーいトゲがたくさん(>_<)

このトゲがまたくせ者だそうで…せとかは外皮が薄く、もちろんキズも付きやすいため、作業には細心の注意が必要です。もちろん、トゲで怪我をすることもありますので、さらに注意が必要ですよね。美人にトゲはつきものなのかしら…(*_*;

ひと房ひと房が大きくて、食べごたえもあり!!

さぁ、お話を色々と伺っていて、我慢できなくなった私(笑)。
さっそくおねだりしたところ、田中さんが、自分で選んで切っていいよと言ってくださったので、教えていただきながら、パチン☆パチン☆と二段階にカットしました。
(※一度目は、果実から3センチくらい離れた部分でカット。二度目はヘタスレスレくらいの位置でカット。こうしないと、お互いの皮を傷つけてしまうそうです。)

外皮をむこうとしてびっくり!!!想像以上の皮の薄さです!!せとかって、こんなに皮薄かったっけ!?と思ったくらいです◎
口に含んだ瞬間、ジューシーな果汁と甘さ、そしてさわやかな酸味が口に広がる…。それぞれの味のバランスもよく、濃厚です(*^^*)

お店で選ぶときは、軸が細くて紅が濃く、形の平らなものを探してみてくださいね(^^♪サイズは、2L~3Lくらいがベストです♪

これだけ手間がかかっているので、やっぱりお値段もそこそこするのがせとかなんですが…でも、それだけの価値はあります(*^^*)
生産者のみなさんの愛を感じつつ、ぜひぜひ召し上がってみてくださいね~!

※オマケ① 取材日の北条の海岸

※オマケ② お土産のせとかを見つめる中岡さん