2021年12月14日火曜日

双海の自然が育んだみかん♪

 旬感!えひめチュレ 12/14(火)放送

みなさん、こんにちは!ますはらあきこです!(^^)!今、エフ・マルシェの中を見渡すと、鮮やかなオレンジ色がたくさん目に飛び込んできます◎柑橘の季節がやってきた~!!やっぱり、愛媛県民なんですよね~(笑)この季節はおいしい柑橘に出会えるのでウキウキします( *´艸`)

今回は、エフ・マルシェ古川店の梅ちゃん、森ちゃんと一緒に、双海へGO~!!!みかん生産者の岡田浩さんにお話を伺いました☆

オレンジ色に染まったみかん山~!!!かなり高いところまで登ってきました!この日はお天気も良く、とても気持ちがいい~!(^^)!

岡田さんは、普段は建築のお仕事もされているそうで、兼業みかん農家さんです◎ただ、この山の規模を見ると、気軽に「兼業」とは言い切れないくらいの広さ!お邪魔したタイミングは、まさに収穫の最盛期でした◎

岡田さんがみかん農家をするきっかけとなったのは、お父様が60年ほど前からされていて、その跡を継いだからだそう◎目指している方向は同じだったけれど、やり方が違うこともあり、お父様とケンカになったことも…。でも、いまでも、この素晴らしいみかん山をきっちり守って生産を続けられています(^^♪

写真をみていただくとわかると思うのですが…この急斜面、すごくないですか!?スタッフのみなさんは、平然と収穫作業をされていますが、私たちはバランスを取ることさえも難しそう…!!!

ちょっとものを落としたら下まで転がっていきますよ!実際に、同行しているカメラマンさんが何かの部品をコロコロと落としてしまっていました(>_<)私たちも気を付けながら写真を撮ったり、取材をしたり…(*´ω`*)

岡田さんのみかん山の土は、ふっかふかなんです☆たい肥をやって、ミミズにもがんばってもらって…♪長年かけて作り上げた土と、この急斜面、そして潮風や日当たりのよさも相まって、双海だからこそのみかんが育っています♪

木の植わっているところによっては、こっちは石が多い、こっちは石が少ないという違いがあって、石の多いところは雨の多いときに育ちがよく、石が少ないところは雨の少ないときに育ちがいいという特徴があるそうです◎素人目にはその土地の違いはわからないのですが、長年見守り管理している岡田さんはそれをすべて把握されています!(^^)!

「おいしいみかんの見分けはつく、みかんの機嫌がわかる。」そうおっしゃる岡田さんの言葉は、常にみかんと向き合っているからこそ。私も、せっかく食べるなら機嫌のいいみかんを食べたい…(笑)!そんな消費者の想いも汲んでくださっているのかな(^^♪

今作っているみかんは「南柑20号」という品種。愛媛みかんの中生(なかて)代表格ですね♪THE愛媛みかんといったところでしょうか!(^^)!極早生、早生もその時々のさわやかなおいしさがあり、私も大好きなのですが、やっぱりこの品種が出てきたら、冬が来た~!と実感が沸きます◎甘みと酸味のバランスが絶妙で、この酸味があるからこそ、次々手が伸びると思うのですが、実はこの酸味のおかげで保存がきくようになるんだそう!

さ、ここでお待ちかねの試食を~!岡田さんが急斜面をハリウッドスター並みの軽い足取りでサササッと降りて、これ!!!っていうものを選んでくださいました☆

収穫したてのみかん、いっただっきまーす!(^^)!

「あまあぁぁぁっ!!!!!」

酸味が少しあると聞いていたのですが、ど、どこにですか(笑)!?いや、確かに後味さっぱりですが、酸味よりも甘みのパンチがガツンとくる~!おいしい~!幸せです(*´ω`*)

ここで食べ比べのお願いをしてみました◎というのも、比較的実を付けて新しい若木と、お父様の代から現役の老木があり、どちらもみっちりと実を付けていたんです◎この初の試み、結果は…

「どっちもウマーーーーーーー!!!!!!!」

若木はフレッシュさが際立ち、老木は味に深みがあって…◎個人的には、老木のお父様の時代からある歴史の深さを感じて、ジーンとしました(*´ω`*)

今でも十分おいしいみかんなのですが、実はここから2週間寝かすとのこと!寝かすことで酸味を落ち着かせることができるのです♪

場所を移動し、みかんを保管している倉庫へ◎こちらのキャリーに、絶賛寝かし中のみかんがたくさん入っています☆そして、奥様がまさに箱詰め作業をされていました!その箱の中を見て驚愕…!!!!なんてきれいに整列しているんだーーーーー!!!!!!

これは、先代のお父様のこだわり◎今でもしっかりと継承されています(^^)さらには、こんなジャムも…

みかんの果肉と内袋で作られたさっぱりとしたおいしさのジャム☆マーマレードがちょっと苦手という方も大丈夫!こちらには外皮は入っていません◎

お土産でいただいたみかんには「要みかん」の名前が(^^♪この「要」という名前は、お父様の名前!昔から、「要さんとこのみかん」と呼ばれていて、それが短くなって「要みかん」として定着されたそうです♪岡田さん、冒頭ではケンカしたことも~とお話されていたけれど、今でもしっかりとお父様の想いと大事なみかん山、継いでらっしゃいますね♪60年の歴史と愛を感じる取材となりました(*´ω`*)ちなみに、寝かしたみかんの味はさらに奥深くなっていて、めっちゃくちゃおいしかったです♪

もちろん、エフ・マルシェ古川店にも並んでいますよ~!奥様の「岡田里美」さんのお名前で出品しているそうなので、ぜひチェックしてくださいね♪

来週は、大三島へGOです~!引き続き、お楽しみに☆


オマケ クルーのみなさんと!お世話になりました~!