2021年9月14日火曜日

基本は土から!小田のピーマン♪

旬感!えひめチュレ 9/14(火)放送

みなさん、こんにちは!ますはらあきこです(^^♪先週から、JAえひめ中央の小田のピーマンをご紹介していますが、今日は、生産者さんの畑へGO!泉田孝行ピーマン部会長さんにお話しを伺っています(^^♪


泉田部会長さんの畑では、800本のピーマンの苗を植えているそう!今まさに、収穫の真っただ中です◎今年のピーマンは、泉田部会長さんとしては「形が悪い…」とのことですが、味には関係ない、小田ならではのおいしいピーマンができているよ!と開口一番教えてくださいました!(^^)!


20年近くピーマン農家をされている泉田部会長さん♪小田の朝晩の寒暖差のある気候は、ピーマンには厳しいけれど(笑)向いていて、甘くなる秘訣なんだそう!(^^)!そして、もうひとつ、小田ならではの畑づくりとして、ポイントとなるのがコチラ☆


雑草を生やさないために敷いている「かや」!これ、ず~っと敷いているので、それだけでも大変な作業(>_<)でも、この「かや」が、雑草防止だけではなく、次年度のピーマンづくりのためのたい肥となるということで、無駄がないことに大感動~!


さらに、泉田部会長さんの畑では、あまり見たことがないようなこの立派で強い木の支柱がピーマン畑を支えています◎これは、もともと足場に使っている木の柱!なるほど、だからこんなに立派なのかぁ~!パイプとかだとさらに支えが必要になるそうなので、重宝しているそうです◎こうして支柱をしっかりしたものにしているのは、台風対策のため!

そしてもうひとつ、今年導入した台風対策がコチラ!


中岡さんの右側にある、ピーマンよりも少し背の高い草が生えていると思うのですが…これがソルゴーの防風林なのです◎今年は3列おきにこの防風林を設置しています!効果があるかどうかは、台風が来てみんとわからん!とのこと(;^ω^)もし、効果があれば、ピーマン部会のみなさんにもオススメしたいそうですが…できることなら来ないでほしいですよねぇ!



あとは、暑すぎてもピーマンが日焼けしてしまうので、影を作るためにこちらのカバーが必要です◎取材日の翌日頃から、お天気が良くなる予定だったので、急いでかけないと~!とのことでした!

天気のことはどうしようもないので、こうして事前対策が重要になってきます☆そして、防除をしっかりして、病気を防ぐことも大事なんですって!天気が毎年違うけれども、基本は同じ、これまでの経験を生かして対処をされるそうです(^^♪




さ、ここで試食を~!ピッカピカで立派なピーマン(美人)です♪かじると、水があふれている~!とってもみずみずしくて、甘いピーマンです( *´艸`)

泉田部会長さんによると、土づくりをしっかりしていると、3年くらいは同じ畑でピーマンを育てることができるそうです◎そうして、新たに別の圃場へ変えるときは、前に何を作っていたかを調べて、一から土づくりを!基本は土づくりからなんですね~♪



そしてこれ!2枚の写真を見比べてほしいのですが、上よりも下の方がスッキリしていませんか?下の方は剪定をしているのですが、これには理由があります◎剪定をした方が、栄養がいきわたり、陽もよく当たり、ピーマンがすくすくと育っていくんだそう!ただ、この剪定作業もめっちゃ時間かかりそう(>_<)暑い中、お疲れ様です!



さらに教えてもらったことで、量はたくさんできていても、3分の1くらいは捨ててしまうことも…!これは、仕分けのルール上仕方ないのですが、特に今、泉田部会長さんを悩ませているのが…このピーマンの表面に、こう、ひっかき傷みたいなのがあるの、わかりますか?「ガザ」と呼ばれる現象なのですが、この触るとザラザラするガザがあると、商品にはならないそうです。こうなる原因は、急激な成長によって実が裂けるからだとか…。でも、味はおいしいからなぁ、どうにか活用法が見つかるといいですよね(^_-)-☆


立派に育った泉田部会長さんのピーマン!私たちもおすそ分けをいただいたのですが、泉田部会長さんのオススメは、ピーマンを千切りして、塩で軽く揉む!以上(笑)!これがビールのアテに最高なんですって( *´艸`)小声でこっそり教えてくださいました(笑)!ぜひ、おためしあれ~!

小田のみなさんが、年間を通して、おいしいピーマンを作るためにがんばっています!ぜひみなさんも、お近くのお店で手に取ってみてくださいね~!