旬感!えひめチュレ 9/9(火)放送
みなさん、こんにちは!ますはらあきこです。
今週もこんにゃくの話題をお届けします!今回は6年ぶりに光田商店を訪問し、光田憲二さんにお話を伺いました。
前回訪れた際は、たけのこの話題でした🎋
実は最近、たけのこの生産者が減ったことから、以前の1〜2割程度の生産量になっているんだそう!ほぼほぼ生食用になり、加工用にまわらなくなったという原因もあるそうです。
今回は、その際にも教えてもらっていた通年作っているこんにゃくについて詳しくお聞きしましたよ✨
🥢 70年近く続く、光田商店の歴史
光田商店は、昭和30年頃からこんにゃく製造とたけのこ加工をスタート。
70年近い歴史を持っています。現在は、業務用・小売向けに生産をしていて、業務用は最盛期には1日1トン、昔は小売向けでも1日1トンの製造量もあったそう!日本人にとって、欠かせない食材である証拠ですよね⭐️
🔬 こんにゃくとpHの関係!?
取材中に飛び出したのは、まるで理科の授業のようなお話。
実は、こんにゃくの保存性は pH値(酸性・アルカリ性の度合い) に左右されるんです。
pHが高い(アルカリ性が強い)→ 日持ちする
pHが低い(中性に近い)→ 日持ちはしないが、おいしい
なるほど~!科学の力でこんにゃくを見ると、さらに奥深さを感じますね。
👩🍳 手作り体験もできる!
光田商店ではエフ・マルシェとのコラボ企画として、毎年周年祭で「こんにゃく作り体験会」を実施しています!!
また、自宅で楽しめる手作りキットも販売しています。やってみたい!!
作るときのポイントは…
耳たぶより少し硬いくらいの感触を目標に
20℃前後の室温で混ぜるのがベスト
お子さんと一緒にに企画に参加したり、自宅で作ってみるのもいいですよね❤️ただし、こんにゃく芋はかゆみが出ることもあるので、ゴム手袋をおすすめします!
🌏 地域ごとに違う食感
光田さんによると、意外にもこんにゃくは地域性が出る食材なんですって!
関東・東北 → 柔らかめ
関西 → 固め
こんにゃくの固さひとつで土地柄が分かるなんて面白い〜👀
🌱 粉こんにゃくで年中生産
こんにゃく芋は年中収穫できないため、「芋粉」に加工することで一年中こんにゃくを作れるようになります💪
不純物がより取り除かれている白い粉の方が高級、茶色っぽい粉は一般。(もちろん、どちらもおいしい!)見た目だけでもその違いがわかりますね〜!
🍲 さらにおいしく食べるコツ
光田商店のこんにゃくはそのままでももちろんおいしいですが…
👉 下茹でを1〜2分してから料理に使うと、味しみがよくなって食感もさらにアップします!おためしあれ〜!
こんにゃくって当たり前にある食材だけど、知れば知るほど奥が深い!光田商店のこだわりを通して、ますます魅力を感じました。
これからの季節なら、芋炊きや豚汁にぴったりですよね🤤みなさんは、どう食べるのが好きですか?エフ・マルシェでも購入できるので、ぜひ日々の食卓に取り入れてみてくださいね。