旬感!えひめチュレ 7/1(火)放送
みなさんこんにちは!ますはらあきこです🎤
今回やってきたのは、標高800m級の高冷地・久万高原町!
なんでもこの町には、“春から夏がおいしい”大根があるらしい…🤔
「えっ、夏に大根?」とちょっと不思議に思いつつ、さっそく畑へGO🚗💨
実は桐澤さん、松山市在住で、久万高原町の畑まで毎回1時間かけて通勤しているんです!
それだけこの大根に惚れ込んでいて、作り続けて今年で7年目になるんだとか👏
🥬春大根=甘くて瑞々しい!まさに「幸せになる大根」💚
桐澤さんいわく、「大根の旬は春!」とのこと。
確かに、みずみずしくて甘〜い大根って、意外と春や初夏においしいですよね✨
この春大根が甘くなる理由はズバリ冬の一番寒い時期に種をまくから!
久万高原町は、マイナス5℃にもなる極寒の土地。
その寒さを乗り越え、春の日差しに向かってぐんぐん育つ大根は、昼夜の寒暖差(最大20℃!)によって、ぐっと甘さを蓄えるそうなんです。
📏大きさにビックリ!葉付きで80センチのジャンボ大根!
この日見せてもらった春大根は、
実だけで約50センチ、葉っぱを入れると約80センチ!
びっくりするほど立派な大根がずらりと並んでいました👀✨
久万高原町では、昭和40〜50年代ごろから春大根の栽培が始まったそうで、
もともとは加工用でしたが、徐々に生で食べる用途が広がったんだそうです。
近くの高知県では、カツオのたたきのツマとして大人気!
たくさんの人がこの春大根を求めて買いに来るようになったんだとか🐟🌿
🏞️「黒木土(くろぼくつち/こくぼくつち)」と呼ばれる特別な土壌
久万高原町の春大根が特別なのは、土壌にも秘密が!
水はけがよく、ふかふかとした「黒木土」という土は、
まるで砂地のようにやさしく大根を包み込む、理想的な畑土なんだそうです🌱
しかし残念ながら、現在の生産者は全盛期の1/10ほど。
「こんなにおいしいものを作る人が減っているのは寂しい」と桐澤さんもぽつり…。
それでも彼は「通ってでも守りたい味がある」と、
今日も久万の畑に車を走らせます🚙✨
👔50歳から農家へ転身!“通勤農業”という新しい働き方
実は桐澤さん、50歳までは会社員生活を送っていたそう。
そんな中、農業への想いが芽生え、「春大根ならできるかもしれない」とチャレンジ!
路地栽培で初期投資も抑えられる。しかも大根は加工にも適していて売りやすい。
…と、サラリーマン時代からしっかり計画されていたのがスゴイ👏✨
今では“通勤農業”という新しいスタイルで、この地域に根ざした味を守っています。
エフ・マルシェの窪田くんも現地を訪れていて、
「高原大根の歴史や背景を知れてよかった。
これをどうやってお客さんに伝えるか、それが自分たちの使命」と力強く語ってくれました🔥
春大根の魅力を、作り手と売り手、二人三脚で発信していく心意気が感じられますね😊
夏に食べる“春大根”のお味は…!?😋
桐澤さんの大根は、今年も出来が絶好調とのこと!
大根らしいズシリとした重さもまた、豊かさの証🌿
来週はいよいよ、お待ちかねの試食タイム!
気になる春大根の味わいは…!?🍽️
どうぞ次回もお楽しみに〜!