2024年2月27日火曜日

赤土で育つ!有機栽培の柑橘類♪

旬感!えひめチュレ 2/27(火)放送

みなさん、こんにちは!(^^)!ますはらあきこです(*´ω`*)みなさん、柑橘、食べてますか?今の時期は、色々な柑橘が店頭に並び、選ぶ楽しみがありますよね~!今回は、八幡浜の日土地区に行き、珍しい赤土で育つ有機栽培の柑橘を取材してきました!お話を伺ったのは、夢農園の西園寺公作さんです(^^♪

西園寺さん、なんと御年91歳!!!全くそんな風に見えなくて、みんなびっくり!とってもお元気な西園寺さんですが、めちゃくちゃ広い土地で柑橘やブルーベリーなどの栽培をされています♪

まず、園地に着くと野良生えの大根を引っこ抜き(笑)、私たちにくださいました(^^)/見ると、赤土じゃないですか!この赤土は、バクテリアや微生物が多く、とても栄養豊富なんだとか。大手の研究所に調べたいと言われたこともあるそうです◎さらに、山を歩いているのに、ふかふかとしていて、雑草も結構生えているんです♪栄養豊富な土と適度な雑草で、かなり柔らかい土だというのが靴越しにも伝わってくるんです☆

そして次にいただいたのは、シークワーサー!!!めっちゃなってる!!!!そして、酸っぱい(笑)!!!!!

長い歴史を知る西園寺さんは、この土地で柑橘が育てられ始めたきっかけも教えてくれたんです♪戦後、夏みかんの値段が高騰!それはそれは高値で売買されたそうです。落ちて傷んだところを切った残りも売れたというのだから、かなりの人気ですよね☆それをきっかけにみかんづくりが盛んになったそう。山の高いところまで、みかんの木が植えられる、今の八幡浜の姿になっていったそうです◎

当時西園寺さんは、一人で3ヘクタールもの農園を管理していて、とても体調が悪かったのだとか…。過労だと思っていたけれどあまりよくならないことから、有機栽培の栽培方法に切り替えたそうです。

有機栽培で育つ柑橘は、味が濃い!草も豊富で、それも肥料になりますし、土がふかふかなのも特徴のひとつ。「日本の農業は、元々有機栽培だったんよ」ということで、なるべく昔の農法に戻していったそうです(^^)/今、改めて有機栽培が注目されるようになってきて、選択肢のひとつとして確立されていますよね♪そういった柑橘たちのファンも多いそうで、西園寺さんの作る柑橘は、大阪のデパートでも大人気!フランスでも売れる!と言われるほどだそう(*´ω`*)

ただ、雑草と共存することも、有機栽培の特徴の一つ。西園寺さんは1日30アールも草を刈るそうです。程よく草を残すベストな草刈り機の角度もあるそうで、長年の経験がものをいいますね!(^^)!でも、この草がみかんの木を守るそうなので、草刈りは大事な作業なんです◎

西園寺さんは、「この山は宝の山よ」と優しい笑顔☆色々試行錯誤しながら築き上げていった有機栽培の農法を、これからもずっと続けて欲しいなと思いました!

そして…西園寺さんには、もうひとつの顔が…(笑)なんと若いころ、オートレーサーだったんですって!!!!どおりで!!!!キャップが「INSIGHT」!!!!!

好きな車やバイクの趣味もあり、宝の山もあり、充実した生活をされているのが感じられました!研究熱心さは、オートレースにも柑橘づくりにも共通しているのですね♪

エフ・マルシェ古川店に、西園寺さんの商品があります!レモンもたくさん育っていました◎これからお店にも並ぶのかな?

たくさん柑橘の選択肢がある愛媛県◎品種はもちろん、栽培方法で選ぶこともできますよ!(^^)!興味のある方はぜひ!召し上がってみてくださいね(*´ω`*)


オマケ① 西園寺さんによる日土ツアー!有名な木造建築の日土小学校

オマケ② レモンのおすそ分けいただきました♪

オマケ③ 自然のクルミも試食!