2023年9月26日火曜日

中秋の名月頃から!JAうまの伊予美人♪

 旬感!えひめチュレ 9/26(火)放送

みなさん、こんにちは!ますはらあきこです(^^♪先週からJAうまの里芋「伊予美人」についてご紹介しています☆今週は、JA全農えひめさといも広域選果場の所長 阿部剛久さんにお話を伺います!!

ここに来ると、伊予美人が大量に~!!!それもそのはず、愛媛県内東予地域の里芋が集まり、選果・箱詰め・出荷までを行う場所なのです◎この場所から、地元・関西・関東へと伊予美人ちゃんたちが旅立っていくのですよ(^^♪

今年、本格的な選果が始まったのは9月11日から。里芋は、県内でも一番収穫期が長い品目なのでは?と阿部所長さん◎実に9月~翌年5月頃まで続くというのだから驚きです( ゚Д゚)

日本では、中秋の名月に里芋をお供えする風習がありますよね◎里芋には、秋の収穫の祝いと、月の見立てという二重の意味が込められているそう(^^♪さらに里芋は、株ひとつから次々子孫が増えることから子孫繁栄の願いも込めた縁起の良い野菜なんです。なので、よく食べられるようになるのは中秋の名月頃から、そしてその時期に合わせてスーパーなどの量販店でも大々的な販促がされるようです◎今年の中秋の名月は、9月29日なので、この放送が流れている頃には、各所で伊予美人の展開を見られるはず☆楽しみにしている方もたくさんいらっしゃるとおもいますので、お楽しみにお待ちくださいね♪

最近、ようやく「伊予美人=里芋」というイメージが定着してきた実感がわいてきたと阿部所長さん。今年は夏の猛暑や台風もあったけれど、いい里芋ができているととても嬉しそうにお話くださいました◎

正直、夏場は焦っていたんだそう(T_T)でも先日の掘り取り調査でよいものができていたことが分かり、安心できたんですって♪里芋は、土に埋まっているから実際に目で見るまで安心できないですよね。。。

いいものができた理由は、生産者のみなさんの土かけの作業や水の管理がきちんとできていたから◎水もただ張っていたらいいというものではなく、この暑さだと水もお湯になってしまうんです( ゚Д゚)タシカニ…‼なので、夕方~翌朝まで水を張るといった工夫も必要です。さらに、里芋は水田の後作で作るので、もし掘り取りの前日に雨が降ろうもんなら最悪です…。足をぬかるみに取られて大事になってしまうんですね。。。

この広域選果場の役割というのは、単に選果・出荷だけではなく「農家さんの作ったものを消費者まで届ける」という使命があるのだなぁと改めて実感しました。どんな農作物やお肉・お魚もあって当たり前ではないんですよねぇ。

これからどんどん出荷量も増えていきます!ピーク時の12/15~12/25頃は、他のJAからの応援も入れて30名ほどの体制で出荷するそう♪

ここ数年、みんなでいもたきのお鍋を囲むことが難しかったと思いますが、今年は、久しぶりに囲みませんか(*´ω`)今年の伊予美人の出来は、最高です!大事なことなのでもう一度言います(笑)!今年の伊予美人の出来は、最高です!!!


オマケ ぎっくり腰もなんのその!お決まりの流れのためなら…

※ちゃんと返しました☆

2023年9月19日火曜日

愛媛からひろがる!JAうまの伊予美人の輪♪

 旬感!えひめチュレ 9/19(火)放送

みなさんこんにちは!ますはらあきこです(^^♪あちこちから愛媛の秋の風物詩、いもたきの話題が聞こえてきますね~☆いもたきに欠かせないのはやっぱり主役の里芋♡伊予美人ならより特別ないもたきになりますね♪ということで、今週はみんなお待ちかね!JAうまの伊予美人の話題をお届けします◎

お話を伺ったのは、伊予美人の名付け親 JAうま里芋部会長の宝利義博さんです!宝利さーん!お久しぶりです~♪私は、1年振りの再会です☆

宝利さんは、この番組を応援してくれているJA愛媛野菜生産者組織協議会の会長としても長くご活躍されていました◎今年勇退されましたが、里芋部会長としてはまだまだ現役バリバリです!(^^)!

8月には試験掘りといって、今年の伊予美人の出来を確認する大事な行事があります。そのタイミングでは、里芋はきれいだけど去年より10日ほど成長が遅かったようですが…気になる今年の出来は…結果、去年と変わらず秀品が多くてとてもよいそう~!嬉しい~!

秀品が多い理由は、8月のお盆まで雨が少なく、芽出しのときに雨が少なかったけれど、里芋部会のみなさんの管理のおかげで復活!その後の天候にも恵まれたことが大きいようです◎

銅山川の農業用水と台風の雨のおかげで水の確保もできたそう!虫や病気の影響もなく、茎や葉っぱもまだ倒れず元気満々です!(^^)!

でも、里芋って、掘り出してみるまで、その出来を確認できないドキドキの野菜でもありますよね(>_<)掘る前に出来がわかるものなのか聞いてみたところ…もし病気が来ていたら軸が倒れてしまうそうなんです。JAからの水や肥料をやる量やタイミングの指導が実を結び、いい結果に繋がりました(*´ω`)

今年特に気を遣ったところは、前半の水不足(>_<)日照りが続くと葉っぱにダニがわくし、里芋は水がないと育たない…。伊予美人は「水でできている」と言っても過言ではない程、水は重要です◎里芋部会のみんなで話し合いながら水を分け合っているそうです。

宝利さんと言えば、伊予美人の名付け親!去年から約400トン関東へも出荷が始まっていますが、今年は約500~600トンの出荷を見込んでいるそう!(^^)!

関東では、埼玉や千葉が里芋の最大の産地ですが、伊予美人のおいしさをもっと多くの方に知っていただきたいですよね♪名付け親冥利につきる~♪

コロナ禍で封印されていたでっかい大鍋も4年振りに復活の兆しも☆試食会などを通して、地元はもちろん、関東へも伊予美人のおいしさをどんどん広めていきます(^^♪

甘くて白くてねっとりおいしい伊予美人◎ぜひこの秋もたくさんいただきましょうね~!


オマケ 山の芋の畑(山の芋も好き!)

2023年9月12日火曜日

苦手でもチャレンジしてみて!JAえひめ中央のピーマン♪

 旬感!えひめチュレ 9/12(火)放送

みなさん、こんにちは!(^^)!ますはらあきこです(^^♪先週からJAえひめ中央 小田地区のピーマンについてご紹介しています!お話をJAえひめ中央の山本さん、そしてピーマン生産者の藤原常(つね)さんに伺います☆

JAえひめ中央の山本さん、常さんの急勾配のピーマン畑にもよく足を運んでいます◎道中凄まじいのですが(笑)、今はもう慣れて安全かつ迅速に到着できるまでに♪

山本さんも、色々な生産者の畑を見るそうですが、田んぼを畑にしていたり、常さんのように急勾配があったりと、畑の個性もそれぞれ(*´ω`)常さんの畑は、病気対策がよくされており、定期的な防除もかかしていません。

今の時期は、1日約2トンのピーマンがピーマン専用選果場に集まりますが、最盛期は4トン!!!朝7:30~夕方17:00頃まで作業しても追いつかず、残業することも…!生産者のみなさん、朝の涼しい時間帯から収穫をされているんですね♪でも実は、これでも昨年より少し収量が少ないというのだから驚きです。選果場のみなさんも、朝早くから作業をされ、人の目と手で瞬時に選別、そのスピードと精度たるや…!!!

小田のピーマンは、肉厚で甘いのが特徴!肉厚な京波という品種のピーマンが小田の気候にも合っているようです◎ピーマンが苦手なお子さんにも向いているそうです!(^^)!

分厚いので、冷蔵庫に入れておいても持ちがいい!と常さんも教えてくれました♪実はこの日、常さんのピーマンを分けていただいたのですが、確かにピーマンの持ちがいい!!!これも嬉しいですよね☆

日中の寒暖差が甘さに繋がる小田のピーマン。ただ、寒暖差は武器にもなるけれど、冬は雪深いので、付き合い方しだいだそうです~!

この日、JA全農えひめの篠原さん、奥村さんも同行してくれたのですが、二人ともこの勾配に驚き、またこの勾配を活かした中で立派なピーマンを作っていることにも驚きと感謝を伝えていました(*´ω`*)

特に奥村さんは、ピーマンが苦手…(>_<)小さいころに食べて以降20年間、口にしていなかったんです…!でも、せっかく取材に来たんだから!と勇気を出してチャレンジ!!すると…

奥村さん「え、うそ、めっちゃおいしい~~~~!!!!」と、嘘のような本当の反応で(笑)、あっさり克服してしまったのです(*´Д`)小田の採れたて新鮮なピーマンの味は、20年の時をも一瞬で超える力を持つ♪

肉厚で甘いピーマン、まだまだ旬は続きます☆大人も子供もみんなでおいしくいただきましょうね~!


オマケ① 常さんに分けてもらったピーマン

オマケ② 選果場にあったなぞのフタたち(笑)

オマケ③ 癒しの小田の風景

2023年9月5日火曜日

急勾配の土地でできる!JAえひめ中央のピーマン♪

 旬感!えひめチュレ 9/5(火)放送

みなさん、こんにちは(^^♪ますはらあきこです!(^^)!あっという間に9月がやってきましたね~!朝晩には、少しずつ秋の気配も感じますが、日中はまだまだ暑い日々…!からだの調子を崩さないよう、お互い気をつけましょうね♪

さて、今回私たちが訪れたのは小田地区◎小田は、ピーマンの生産地として有名ですが、今回は、また一味違った畑☆お話を伺ったのは、JAえひめ中央のピーマン生産者 藤原常(つね)さんと、JAえひめ中央の山本さんです◎

これまで、チュレの取材では、『ポ○ンと一軒家』レベルの細道&激坂を登り切った先にある畑をいくつか訪問したことがあるのですが、今回お邪魔した常さんの畑も、負けず劣らず…(笑)!しかも、畑自体もかなりの急勾配( ゚Д゚)!!!常さんは、畑の一番下から上まで難なく上がってきてくれたのですが、慣れていない私たちはとにかくめちゃくちゃキツイ!!!

この急勾配にもかかわらず、ピーマン畑は整然としていてよく手入れされているのがわかります◎この勾配があることで、水はけがよくなるメリットが!ある程度水はけがよくないと根っこにはよくないんだそう!

さらに、この勾配を利用し「下から収穫すると楽なんよ~」とニコニコ笑顔の常さん!確かに常さんの身長に合わせた畑にはなっているかもしれませんが…それでもやっぱりしんどいですって(笑)!!!

足元にも注目◎足元のカヤは、土作りのためで、ふっかふかに重ねられていて踏み心地がいいんです(^^♪これは、除草や乾燥させる意味もあるそうですよ☆焼いたもみ殻を入れると、暑さに強いピーマンになるとも◎

実は、この畑に上がってくる手前にも、かなり広くて急勾配、でも何も植わっていない畑があったのですが、これは常さんが連作障害を避けるため、4か所の畑を4年に一度使用するから◎

JAえひめ中央の山本さんは、すごい場所で収穫作業をしている常さんの体を心配する優しく爽やかなルーキー!そんな山本さんも、この場所まで慣れたハンドリング(笑)でグイグイ運転して連れてきてくれたので、かなり頼りがいがありますよ♪

ピーマン作りの好条件として、畑を1mくらい深く耕すとよいそうです◎そうすると、根が下まで下がり、しっかりしたピーマンの木が育つんですね☆ピーマンを作る前はゴボウを作って、土を柔らかくする工夫をしているそうです~!

もうひとつ大事なのは、水!実はこの畑、時折トラックにタンクを積んで、下から水をあげてくることもあるそうですが、ほぼ自然の雨だけで水をまかなっているんだそう!今年は、夕立がザッと降ることが多いですよね◎まさに恵みの雨です!(^^)!

ピーマンは、なんとなく夏の野菜というイメージがありますが、総収穫量のほぼ3割がお盆前まで、お盆明けがほぼ7割…ということで、これからが収穫の大本番!11月上旬頃の霜が降りるまで収穫は続きます。

さ、そんな常さんのピーマン、中岡さんが元気に試食させていただきました!

成長点の近くのピーマンの方がおいしいと選んでもらったピーマンは、ツヤツヤのピカピカ☆

中岡「いただきます!あまっ!!!甘いよ!!!!!!!」

ピーマンが苦手…という人が思うであろう、エグみが一切ありません◎しかも、取材の前日雨が降ったことも影響してか、みずみずしさも爆増!のどの渇きが潤うくらいの水分量です(*´ω`)

常さんのオススメの食べ方は、肉詰め、焼きピーマンはもちろん、マヨネーズにパン粉をつけて焼くのもおいしいそうですよ(*´ω`*)ぜひお試しください!

来週も引き続き、小田のピーマンのお話、お届けしますよ~!


オマケ 癒しの小田の風景