2024年5月14日火曜日

人も蜂も働き者!古岩農園で作るこれぞミニトマト♪

 旬感!えひめチュレ 5/14(火)放送

みなさん、こんにちは!(^^)!ますはらあきこです♪最近、カメムシが大発生という農作物にも影響大なニュースを目にして気になっています。天気だけではなく、思いがけない虫の大量発生など、農業は本当に気が抜けないですよね…。そんな中でも、これまでの経験をベースに、さらに毎年情報をアップデートさせている生産者のみなさん、感謝と尊敬しかないですね~◎

さて、今回は、吉田町のハウスでミニトマトを生産されている古岩農園の古岩洋忠さんにお話を伺っています!(^^)!

古岩さんのミニトマトは、養液栽培を取り入れていて、この広いハウスの中で2,000本の苗を育てています◎品種は、古岩さんが惚れこんだ小鈴シリーズのT821というもの◎惚れ込んだ理由は後程ご紹介するとして…今年は、古岩さんにとってこれまでにないチャレンジをした年なんだそう!まずは、植え付けの時に「キューブ」なるものを導入!!!

確かによく見ると、二段階になってて、四角いキューブが!このキューブ、紙で覆われていて、中に赤ちゃんの苗を入れて、そこである程度まで育てるんだそう◎初期はとっても大事な時期なので、より安全な環境で育てるんですね♪暑い時期にいかに根をつけるか、ここがポイント!ある程度育ったら、二段階にセッティング!

次に、ミニトマトにとって病気の元となる有害な虫を食べてくれる天敵のタバコカスミカメを導入~!ど~ん!!!!なんと!このタバコカスミカメの生息地になるクレオメという花を入れて育てるところからこの計画はスタートしているのです◎住居あり、食事あり、ということで、タバコカスミカメにとってはかなりいい条件の職場であります(笑)!!!!

結果として、毎年この時期に苗を手で振っただけでもたくさん飛んでいた虫がほとんどいなくなったんだそう!キューブ&天敵の導入で、ミニトマトの成育もよく、こんな感じのまさに鈴なりに~~~~!ぱっと見シャインマスカットです(笑)!

この背景には虫も進化しているのか、古岩さんの畑に限らず、農薬が効きづらくなっているという現実が…!こういった自然の摂理を利用した農法で結果が出ると、より安心感が増しますよね♪古岩さんも導入して良かったと笑顔です(*´ω`*)

ただ、この新しい取り組みだけではなく、もちろん普段からの几帳面さも収穫量に繋がっています。見てください、このきれいに並んだハサミたちを!!!ハウスの中も明るく、きれいで歩きやすい環境です◎ワイヤーで吊り下げられた木は、下の方も風通しがよく、この作業もきちんとされているので病気を防ぐことに繋がっているのです!(^^)!

そして、ハウスの中を歩いていると、あちこちにハチが飛んでいることに気づきます◎このハチもめちゃくちゃ働きもの~!

ハチが花の咲いたところに飛んでいき、まんべんなく受粉してくれるので、このシャインマスカット感までの実の付きようなんだそう( ゚Д゚)ハチ、君すごいな!!!

よく見ると、バイトマークと言って、すべての花にハチが噛んだ跡が!!!これがあると、きちんと受粉した証拠らしいのです◎ただ、ハチに仕事をしてもらえるよう、きれいに花を咲かせるのは人の仕事、ということで、おいしいミニトマト作りには、人とハチの共同作業が必須なのです(*´ω`*)

さて、ここまでたくさんのお話を伺ってきました…食べてみましょう!古岩さんが惚れ込んだ小鈴シリーズのT821をッ!!!

中岡「うわーーーーーうまーーー!!!!ちゃんと酸味もある~~!!」

この品種、甘いだけではなく、酸味のバランスもあって、野菜のミニトマト感がしっかりとあります◎サイズも大きめで、果肉は厚くて甘くて…何個も食べられるおいしさです♪ちゃんと、とってもおいしい野菜のトマトを食べている実感があるんですよね!(^^)!これは惚れ込むだけあります~!

エフ・マルシェに並ぶと、すぐになくなる人気ぶりなんだとか♪ファンもたくさんいるミニトマトです(^^♪

実は、古岩さんの息子さんも、現在本格的に農業をスタートされています◎息子さんは、おじいちゃん、おばあちゃんが作っていたいちごを引き継いで生産♪エフ・マルシェにも並ぶことでしょう~!お振舞いいただいたのですが、とっても甘くておいしいいちごです(*´ω`*)

今年、古岩さんは、小鈴シリーズを作り始めて4年目です☆今年は一番の出来!ぜひ、みなさんも見かけたら即ゲットでよろしくお願いします(^^♪今後も、親子二人三脚で、仲良く農業頑張ってくださいね~!


オマケ① 緑が優しい~


オマケ② 私が落としたペンを拾おうとして、拾えず…(笑)

オマケ③ エフ・マルシェでも人気の息子くん♪

2024年5月7日火曜日

約60m×60mの植物工場で作る!クリエイト伊方の桃太郎トマト♪

 旬感!えひめチュレ 5/7(火)放送

みなさん、こんにちは!ますはらあきこです(^^♪GWも終わりましたね~!みなさんはどんなGWを過ごされましたか?私は、家族とわいわい賑やかに過ごしたGWでした☆肌寒い日がありもしましたが、これから気温もドンドン上がってきます!夏へ向けて元気なカラダつくりもしていきましょうね~!

さて、今回は、伊方町へGO~!でっかいスケールでトマトを生産されているクリエイト伊方さんのハウスにお邪魔しました♪お話を、クリエイト伊方 池田昌保さんに伺いましたよ!(^^)!

現場へ着いて、まずそのスケールのでかさにビックリ!それもそのはず、ここはその昔「町見中学校」の跡地で、閉校したあと有効活用するために建てられたのがクリエイト伊方のハウスなんだそう◎ハウス…というよりは、ガラス張りのビルのような見た目!中に入ってさらにびっくりなのが、トマトの木が天井から吊るされているということ♪これは、ヨーロッパ中心の育て方でハイワイヤー方式と呼ばれ、特にオランダではこんな感じの作り方をよくしているそうです。この建物なら風雨や地震にも強そう☆今年で24年目を迎えた(ジャパハリネットと同じ)ベテラン植物工場です◎

建物の中と言えども、ガラス張りなのでとても明るい!これなら、トマトたちにも太陽の光が十分届きますね~(*´ω`*)タイトルにもありますが、ここは、ハウスというよりは植物工場ですね!効率化が図られ、約9000本(!!)の苗から約5万4000個ものトマトが収穫期を迎えています♪立って収穫できるのも、作業をする人にも優しいのでいいですよね(^^♪ただ、この数を6人のスタッフさんで回しているというからびっくり( ゚Д゚)てんてこまいです(笑)!!!

8月上旬に苗を植えてから1、2ヶ月は子供を育てるように大事に大事に育てます。どうしても病気は出てしまうので、早めの防除が大事です☆8月に苗を植えて、翌年の7月(!)まで10か月間収穫が続きます。この環境だからこそ、年間を通して生産が可能なので、エフ・マルシェ的には冬場のトマトが少ない時期にも安定した出荷があるので大助かりと窪田くん♪

育てている品種は桃太郎!色々お話を伺ったので、さっそく試食をさせていただきまぁ~す♪

中岡「あま!!うま!!!!」

肉厚で味もよく、水分もいっぱい!バランスの良いトマトです~!(^^)!

安定した味や生産量が求められる環境ですが、それでも天気によってバランスが崩れることもしばしば。いくら機械化が進んでいると言えども、やはり大事なのは人の眼です(*´ω`*)

池田さんは、肥料の成分を変えたり、木々の様子を1本1本管理したり、温室の温度を細かく調整しながら、なるべくバランスを保てるよう気を配っています◎この数ですもん、かなり神経を使いますね(>_<)

さらに池田さんは、かなりの研究熱心!これまでの24年間の農業日誌がきちんと記録してあるんです♪よりおいしいトマトの生産へ向けて、糖度を上げて、フルーツトマトに近づける努力を日々されています☆

これからの季節、トマトが食卓に並ぶこともしばしば♪ぜひ、スケールのでっかい場所で生産されたクリエイト伊方の桃太郎トマト、召し上がってくださいね~!



オマケ① 広い植物工場で!

オマケ② ハート型のトマト発見!(鬼花トマト)

オマケ③ キュンです♡