2020年9月29日火曜日

愛媛さといも広域選果場に潜入♪

 旬感!えひめチュレ 9/29(火)放送

みなさん、こんにちは♪ますはらあきこです(*^^*)

先週、先々週と、愛媛のブランド里芋「伊予美人」の魅力をたっぷりお届けしてきました♪瑞々しくてもっちりねっとり、きめ細やかな舌触りの伊予美人(*^^*)もう召し上がった方もいらっしゃるかもしれませんね♪

今回は、そんな伊予美人たちが集まる「愛媛さといも広域選果場」にお邪魔してきました~!お話を、所長の岡本昌樹さんにお聞きしています☆

うしろにあるのは!?

とにかく、でっかい!!!!キレイ!!!!

そして…大量のさといもたちがぁぁぁぁ!!!

これ、ぜーーーーーーんぶ「伊予美人」なんです♪これまで、各農協で選別していた伊予美人。選果する上で各農協でももちろん共通の基準を設けていたのですが、ひとつの選果場にまとめることで細かい品質の格差もなくなり、より伊予美人としてのブランド力があがったそうです!

こちらの選果場では、1日MAX40トン!!の伊予美人が選果できるそうです(*^^*)段ボール4000ケース分…!すごい!取材日は、選果場内に約50トンもの伊予美人が選果を待っている状況でした。9月10日頃から選果が始まり、10月末頃~12月頃が出荷のピーク!まだまだ忙しい日々は続きそうですが、それだけ生産者のみなさんも収穫をされているという証拠なので嬉しいですねぇ♪


ベテランのみなさんが、優品、秀品を仕分けしています!親芋、子芋、孫芋、(ひ孫芋)が混ざった状態で集まってきた伊予美人を、まずは目視で優品、秀品に仕分けしたあとで、サイズごとに仕分けしていっています◎

選別の基準は、丸いか丸くないか、芋同士がくっついていたところの多さや少なさなど、色々と細かい決まりがあります。それを瞬時に見分ける鮮やかな手さばき!ベテランさんだからこそなせる業…!

大きさも色々とあるのですが、伊予美人はMやLが中心◎今はMが多く、今後Lが増えてくるそうですよ☆

実は、土の栄養をたくさん使うので、里芋は連作しないらしい!伊予美人の生産者さんたちは、伊予美人を作ったら2年間はお米を作るそうで、芋・米・米・芋・米・米…の流れを守っています。これも、おいしい伊予美人のブランド力を守るために必要なことなんですねぇ◎

岡本さんは、市場からも「どの箱を開けてもキレイ」と言ってもらえるようになったと笑顔でお話されていました☆「美人な芋が目につきます」と、さすが伊予美人を毎日見ているだけあって里芋愛あふれるコメント♪

伊予美人がうまれてから、ここまでの知名度になり、こんなに立派な広域選果場ができるまで、みなさん地道なキャンペーン活動をされてきました!今はコロナの影響で難しいのですが、一番は「食べてもらうこと」!試食でのPRで着実にファンが増えてきたんですねぇ♪

今年の出来は、天候の変動は大きかったものの今のところ順調!とのことで、ほっとしました(*^^*)シーズン中は、いつでもお店に並んでいるよう、出荷が途切れないよう調整したりと、私たちの知らないところで色々な方が旬の味を届ける努力をされているんだなぁと、改めて実感しました♪

愛媛は、地域ごとに芋炊きの味や具材も異なります◎食べ比べもいいですよね☆さらに、おいしいレシピもたくさんありますので、シーズンめいっぱい伊予美人のおいしさを満喫してくださいね☆エフ・マルシェ他、県内のスーパーでもお買い求めいただけますよ♪







オマケ① 「重いーーーーー!!!!!」

オマケ② 「うおりゃーーーー!!!!」

オマケ③ みなさん仲良しです♪

2020年9月22日火曜日

もっちり食感がクセになる!伊予美人♪

 旬感!えひめチュレ 9/22(火)放送

みなさんこんにちは♪ますはらあきこです(*^^*)

先週から愛媛のブランド里芋「伊予美人」についてお話を伺っています♪今週も、JAうまの里芋生産者(&伊予美人の名付け親)宝利義博さんにご登場いただいています(^^)/

先週お伝えした通り、今週は試食をさせていただくのですが…なんと、旬感!えひめチュレ初の出来事!鍋が登場しました(笑)!!やった~!

「いやん、映さんで~(笑)」

これが噂の「芋炊き」ならぬ「芋だけ炊き」(笑)!いい感じに仕上がった伊予美人を、さっそく試食させていただきまーーーーす!

中岡「いただきます!!」

中岡「うまままままままああああああああ!!!!!!!」

もちもちきめ細やかな食味、本当に感動ものです!里芋の風味もちゃんとしっかり残っていて、これこそまさに、伊予美人☆もっちり、ねっとり、癖になる~!


私たちが取材に伺ったのは8月末頃◎実は、出荷が本格的に始まるのは9月10日頃なので、特別に早めに掘ったものをご準備いただいたのです!ありがたや…。

掘ってくれた形跡が(笑)

宝利さんによると今年の出来もよいとのこと!9月の伊予美人は瑞々しく、時期が進むにつれて里芋もクリーム色に進化♪少しずつ変化していく味も楽しみたいですよねぇ~!


宝利さんのお話の中で、とても印象的だったものが、外から見た伊予美人の評価♪
里芋は全国にあり、さらに関東には日本一の産地があるそうなのですが、昨年から関東へも出荷を始めた伊予美人!果敢にチャレンジをしていますね(^^)/
そんな一大産地のある関東からも、食感が違うと評判なんですって(*^^*)とっても嬉しい~!誇らしい~!
柔らかくて瑞々しい伊予美人の特徴が、みんなに愛されている証拠と宝利さん♪赤ちゃんの離乳食から、お年寄りの食事まで、幅広い年代の方においしく召し上がっていただけますよ☆

この土地だからできる食感!

不思議なことに、同じ種芋を植えても、伊予美人がおいしくできるのはこの土地だからこそ◎農作物と環境は密接な関係があるのですね☆


今回は思いがけず、初物をJA全農えひめのみなさん、JAうまのみなさんとご一緒できてとても嬉しかったです♪最高においしい伊予美人、みなさんにも早く召し上がっていただきたいです♪芋炊きはもちろん、炊き込みご飯、お寿司にも合うそうなので、ぜひ色々なレシピをお試しくださいね☆



オマケ① 今まで食べてきた里芋の中で一番おいしい!(香川県出身 20代女性)

オマケ② 今日めっちゃ暑いですよね!(愛媛県出身 30代?男性)

オマケ③ 宝利さんから差し入れいただきました!(愛媛県出身 30代男性)

オマケ④ 徳島出身の宝利さん、さすが~!(徳島県出身 ザすだち)

2020年9月15日火曜日

伊予美人!愛媛のブランド里芋♪

旬感!えひめチュレ 9/15(火)放送

みなさんこんにちは♪ますはらあきこです(*^^*)

ようやく秋の風が吹きはじめましたね~!毎年言っているような気がしますが…今年の夏は暑かった…(笑)私個人的には、これは夏バテなのか!?というようななんとなくのダルさに見舞われています(´Д`)適度に体を動かしつつ、おいしいものから栄養をわけてもらって、元気に食欲の秋を迎えたいと思います☆

さて、今日はそんな秋の味覚のひとつ!里芋をご紹介☆愛媛のブランド里芋といえば、「伊予美人」!「伊予美人」の名付け親としてもおなじみ、JAうまの宝利義博さんにお話を伺いました♪

宝利さんの畑の前で☆

四国中央市の宝利さんの畑に行くと、背の高い里芋の葉っぱがびっしり!この地域の特徴的な「やまじ風」は、ときに風速40メートルを記録することもあるくらい強風(>_<)

山が近い!!!

豊受山には四国の風が集まっているとのお話。この山があるから水がキレイで、水がキレイだからおいしい里芋が作れる…けれども、山のおかげで風が吹く…というジレンマ(>_<)ただ、その気候や地形に合わせて、土の中で成長する里芋がたくさん作られているので、地元に合った農作物といえますね♪

強風にも耐えられる農作物♪

今年の里芋の出来は例年通りとのこと!5月に雨が多く、少し成長が遅れていたそうですが、梅雨明けから無事に回復!少し葉っぱが日に焼けているそうですが、日照時間の多い方が里芋は育つので順調に成長しています◎

伊予美人の葉っぱは、蓮の葉っぱのように大きい!9月10日頃まで、新しい葉っぱが繰り返し出てきます(^^)中2日で畑に水を貯め、山の恩恵であるキレイな水を里芋に行き渡らせるそうですよ☆

大きな葉っぱです♪

春と秋に大きな風が吹くそうですが、秋の風が吹くころにちょうど出荷も始まります☆まさに秋の訪れとともに里芋の本格シーズンも到来!なんですね!(^^)!今年の出荷のタイミングは、取材日のタイミングではまだはっきり決まっていませんでしたが、例年は9月10日頃だそうなので、もう間もなく!ですね(^^♪

伊予美人は、女早生(おんなわせ)という品種から選抜・育成された「愛媛農試V2号」という品種になります◎選抜メンバーで、さらにサラブレッド!といった感じでしょうか(笑)!?そして、この「伊予美人」というのが、【ブランド名】となるわけですが、この名付け親が宝利さんなわけです!語感や響きもよく、里芋の特徴もとらえていて、名前と食味がバチッと合致したんですね◎この名前になって一気に広まったというのだから納得です。

どんな里芋が埋まっているのだろう…♪

伊予美人は、東予の気候と相性がいいんだそう♪今は、JAうまを始め、JA新居浜市、JA西条、JA周桑、JAおちいまばり、そして南予ではJAえひめ南で生産されるようになっています!県内でも、ブランドの輪が広がっているのですね~!

最近はなかなか予測が難しい天候が続きますが、勘と経験で動くことが大事!と宝利さん(^^♪柔らかく、みずみずしい伊予美人、早くみなさんにも食べていただきたい!!!

…で、来週、私たちは一足お先に出荷前の伊予美人を特別に試食させていただけることに!!!8月末の伊予美人、一体どんな食味なんでしょうか(*^^*)どうぞお楽しみに~!!

オマケ① JAうまの事務所で、ジャパハリネットファンの方が声をかけてくれました!

オマケ② 引っこ抜いている…と見せかけています(笑)

オマケ③ 演技力が試されます!

2020年9月8日火曜日

甘みたっぷり!久万高原町のピーマン♪

旬感!えひめチュレ 9/8(火)放送

みなさん、こんにちは♪ますはらあきこです!(^^)!
先週から、久万高原町のピーマンをご紹介していますが、今週はいよいよ生産者さんの畑へGOGOGO!
お話を伺うのは、ピーマン生産者の大野晃さんです♪

ベテランピーマン生産者の大野さん♪

広大な土地でピーマンを作っている大野さん!お父様の代から35年間、ピーマンを作り続けているそうです♪大野さんの代になってからは約10年◎ベテランの大野さんでも、ここ最近の天候は予測がつきづらいそう…。
一言で2020年夏のピーマンの出来を尋ねてみると…「激しい」との返答が…!
この「激しい」の意味は、ピーマンが出るときは出るが、出ないときは出ないというのがはっきりしているそうなんです。

暑い中でもがんばって成長しています♪

6月からの長雨の影響が出て、なかなか出荷できない日々が続いたかと思えば、梅雨明けの好天で出荷に繋がった!…と思いきや、8月に入ってからの猛暑でまた出荷できない日々が続いたりと出荷に波があるそうです。
特に、ここ最近は「梅雨」から「雨季」になったような印象だとか(>_<)雨の降り方も変わってきているようです(>_<)

めちゃくちゃいい天気でした!

久万高原町には通常だと夕立がよく降るので、それをあてにしている生産者も多くいらっしゃいます。だいたいの方は潅水をせず、自然の雨の恵み頼りなんですって◎大野さん自身もご自身の手で水やりをしているそうですが、これも本当に重労働!夏は暑いですから余計に大変ですよね(>_<)

この穴は???

畑を見ていると、ビニールに丸い穴(ポケット)がたくさん開いているのに気が付きました!このポケットは、土に追肥をするための穴なんだそう!土も追肥をしないともたないそうなので、そのあたりの見極めなども、天候とあわせて年々試行錯誤する必要がありそうですね◎

久万高原町ののどかな風景

大野さんは、ピーマンはとっつきやすい野菜だとおっしゃっています!(^^)!設備投資もあまりいらないので、始めやすい(し、辞めやすい)、ピーマン部会のサポートもあるので、高齢化が心配される農業でも、今後も衰退はあまりしないのでは?と予想しているそうです◎
ピーマンって、1個1個も軽いですから、お年を召した方でも扱いやすそう♪だから定年後の方も作り始めているわけですね~!

大野さんが着ているのは空調服(ベスト)!手放せないアイテム◎

さてここで、久しぶりの「畑de試食」のコーナー!!!
もぎたてのピーマンを中岡選手がひとかじりします!!!

収穫したてのピーマンです!

中岡「(パリィィィィ~!)うまい!!!!!」

今シーズン最高のパリィ音が叩き出されました!お聴き逃した方はradikoで聴き直してください(笑)
瑞々しい収穫したてのピーマンをかじると、水分がしたたり落ちる~(*^^*)最高のロケーションで食べるピーマン、すっごくおいしかったです♪

収穫の大変なところは、収穫できるピーマンの見極めが難しいこと(>_<)写真を見ていただくとわかると思いますが、葉っぱも実も緑なので、カメレオン状態(笑)!さらに1日でSサイズ(たまご大)からLサイズに急成長するので時間との戦いもありますもんねぇ。

パッと見、どこにあるのかわかりづらいですね…

ピーマンは子供が嫌がる野菜と言われていますが、豊富な水と寒暖差の中で作られる久万高原町のピーマンは甘みもあってとてもおいしいです♪
もちろん、大野さんたち生産者さんの愛情もたっぷり!レシピも工夫して、ぜひたくさん召し上がってくださいね!(^^)!


オマケ① 別ショット

オマケ② 全農えひめの長生さんとピーマン部会の思い出話(おじさん達だけのルミナリエ編)