2022年7月26日火曜日

柔らかジューシー!JA松山市の松山長なす♪

 旬感!えひめチュレ 7/26(火)放送

みなさん、こんにちは!ますはらあきこです(^^♪先週に引き続き、今週もJA松山市の松山長なすについて、JA松山市なす部会長 川端正仁さん、営農指導員 玉井みなみさんにお話を伺います☆

川端さんの畑は、御覧の通り、結構広い面積なんです◎先週、溝に水を引いているとお伝えしましたが、やはりこの広さ。それだけでは水が足りないので、パイプやチューブを張り巡らせて、水や液肥を流しているそうです(^^♪

するとお話の途中で、玉井さんが、「川端さんは『農の匠』なんです(^^♪」と!

…え?部会長だけじゃなくて『匠』だったのですか…!?!?

「農の匠」とは、優れた農業経営を行っていることはもちろんのこと、青年農業者の育成や食育活動に積極的で、地域農業のリーダーとして活躍されている農業者のこと☆40年以上、しっかり圃場を管理しながら長なすを作っている川端さんは、まさに匠なのです♪

この40年間で、長なすの作り方にも変化が◎元々、「松山本黒なす」と呼ばれ、お城が見えるところでした作れないと言われていた品種を作っていたそうです!(^^)!ただ、この品種が、とても作りづらかったんだそう(>_<)それから、現在の「庄屋大長なす」という品種になってからとても作りやすくなり、現在なす部会には47名のメンバーがいらっしゃるそうです♪



結構木が太い…!!!

とはいえ、天候や病気に左右される農業…。毎年新人と一緒の気持ちでがんばっているそうですよ☆特に病気や虫は、新しいものが出てくるうえに、それらに関しては防除できる薬もない…ということも。そんな場合は、病気や薬の早めの情報共有が要となります◎

「冗談抜きでこのくらいの長さあるよね!」

主な出荷先は、松山市場はもちろん、関西(大阪・神戸)市場へも◎Lサイズで長さ32㎝以上という規格になっていることから、初めて見る人にはかなりインパクトのある品種!(^^)!関西のみなさんにも、もっともっと浸透したらいいなぁ~☆


気になる今年の出来は、いい感じ!真っ直ぐな秀品が多いそうですよ~♪やったー!

真っ直ぐ、黒々!

さて、ここで生産者である川端さん、オススメの食べ方を…◎ズバリ!!焼きナス!!!!でもご注意あれ!魚焼きグリルに入らないことも(笑)!川端さんは、半分に切って焼くこともあるそうですよ(笑)◎さらに、輪切りにして、フライパンで焼き、ポン酢でいただくのもオススメ☆

玉井さんは、シンプルにお味噌汁に入れたり、なすのグラタンを作ったりすることも!火を通すと柔らかくなって、ミートソースとの相性もバッチリだそうです♪うわぁぁぁ、食べたいなぁぁぁ☆

和洋中、どんな料理にも馴染み、色々な旨味を吸収して、メインおかずにも昇格する松山長なす!先人のみなさんの努力で、今まで継承されてきたおいしい技術に感謝ですね♪そして、川端さんの技術も息子さんへと伝えられていくのです(*´ω`*)

ぜひ、この夏は、たっぷり松山長なすを料理に取り入れてみてくださいね☆

2022年7月19日火曜日

今が旬!JA松山市の松山長なす♪

 旬感!えひめチュレ 7/19(火)放送

みなさん、こんにちは!ますはらあきこです(^^♪夏の暑さに、体も少しずつ慣れてきて…いませんね(>_<)室内でもですが、特に外に出るときは、熱中症対策を万全にして、元気に過ごしていきましょう~!

今回は、JA松山市の松山長なすをご紹介します☆その前に、愛媛県のなす事情です♪

愛媛県下では「伊予なす」「松山長なす」「絹かわなす」と数種類のなすが栽培されています◎今回取材するのは、その中でも「松山長なす」で、品種名は「庄屋大長」!

愛媛全体のなすの面積のうち、約20%が松山長なすなんですよ(^^)もちろん、その他のなすもとてもおいしいのですが、松山長なすは、その見た目のインパクトとおいしさから人気の品種です♪松山長なすは、JA松山市・JAえひめ中央・JAおちいまばりで栽培されていますよ!(^^)!

今回は、お話をJA松山市なす部会長 川端正仁さんに伺いました(^^)/

最近、愛媛県は雨が少なめ…。日照りの時期でも、なすは水をすごく必要とする野菜◎ひと晩に3㎝くらい伸びるそうなんです!出荷サイズは32~38㎝のLサイズを目標に作っているので、水の確保はとても重要になってきます♪

取材日は、くもりだったのですが、溝に水たまりが…!これも、水確保のためと、作業時の一輪車を動きやすくするためにあえて水を引いているのだとか☆

実がついてから10~15日くらいでこんなに立派に成長する松山長なす!普段当たり前のように、真っ直ぐ長いものを見ているので、これが普通と思っているのですが…この真っ直ぐ長く作るのはとっても難しい(>_<)天候も大きく関係してくるそうです。

例えば突然の大雨は、水はけを良くすればいいですが、ポイントは日照!日照りが過ぎると花が落ちてしまって、その後実がつかないこともあるそうです。お日様の力って、農業では本当に重要なんですねぇ~!

この畑は、4月25日に定植したのですが、見ての通り立派ななす畑へと成長!ただ、つるを伸ばすと風の影響も受けやすくなるうえに、なすは葉っぱが触れてもキズが付く繊細な野菜でもあります(T_T)そのキズから病気になったり、市場価格も落ちてしまったりするので、そういったキズを付けないためにも、余分な葉っぱを取り除いたり、風通しをよくしたりする工夫をされています(^^♪

さらに、秋になるとより風が吹くので余計に注意!台風もありますし、街なかにある畑なので、ビル風も吹くんだとか!!畑の周辺には、風よけのソルゴーも植えられています◎

7月中旬が、1回目の最収穫期☆その後は、8月のお盆頃に2回目の最収穫期を迎えます♪気温と水の影響を受けるなすですが、8月の暑さもまた今よりも厳しい…(>_<)夜も暑いので、実を少し若いうちに収穫するなど、木に負担をかけないように工夫をしています♪

松山長なすの作業は、午前8~9時のうちにほとんどの作業を終えてしまいます◎実が黒いので、日に当たりすぎると柔らかくなってしまうからなんだとか!!!なるほど、かなり納得です!!!!

県外の方にも、驚かれる長さを誇る松山長なす☆来週も、おいしさの秘密や食べ方などご紹介していきますよ!(^^)!お楽しみに~!!

2022年7月12日火曜日

先輩から後輩へ☆JAおちいまばりのきゅうり♪

 旬感!えひめチュレ 7/12(火)放送

みなさん、こんにちは!ますはらあきこです(^^♪先週から、JAおちいまばりの露地きゅうりをご紹介しています☆

今週は、先週に引き続き、JAおちいまばりのきゅうり部会長 越智正和さんに加え、JAおちいまばり営農指導員の合田光さんにお話を伺いました☆

先週、もぎたてのきゅうりをいただいたのですが、エグみもなく、とてもおいしかったのです♪特に、これからの時期は最高!と合田さん(*´ω`*)新鮮なものは、やっぱりモノが違いますね~◎

きゅうりはやはり、新鮮さが売り♪さらに、厳しい選別を乗り越えたきれいなものが、私たちの手元に届きます♪特に愛媛のきゅうりは、夏秋作型を中心として冬春作型も栽培されていて、1年を通しておいしい胡瓜が出荷されているのも特徴のひとつ(^^♪

生産者さんが収穫・持込 ⇒ 選果場共選 ⇒ トラック輸送 ⇒ 市場販売 という、流れで流通しており、JAおちいまばりのきゅうりは主に、大阪市場・地元(今治)市場を中心に出荷されているそうですよ☆

と、ここで、越智部会長より「営農指導員は口先だけぞ~!そんな簡単なもんじゃない」とのお言葉が(笑)!!!!ご自身の35年の営農指導員としての経験と、現在の生産者としての経験を元に発した後輩への最大のエールです!(^^)!


すると合田さんからも、「口先の「口」もないところから、農家さんに教えてもらうことばかり。」と懐古。お互いの立場にリスペクトがあるからこそのやりとりですよね( *´艸`)農業の継承と未来を感じられるフリースタイルラップバトル(!?)は、感謝とエールが混ざった愛を感じられるものとなりました♪



さぁ、そんな35年の営農指導員としての経験から、越智部会長が感じるきゅうり栽培の変化は、「ブルームレスきゅうり」の出現だったそう!昔は、「ブルーム」と呼ばれる表面に白っぽい粉をふいたきゅうりが主流でした◎それが新鮮なきゅうりの証だったのですが、時代の流れに応じたブルームレスきゅうりが出てきただけではなく、病気に強い品種が増えて作りやすくなっていったそう!


露地もののきゅうりは、褐斑病(かっぱんびょう)炭疽病(たんそびょう)というカビが原因となって発症とする病気に気を付けないといけません(>_<)梅雨のあとは特に注意が必要なんだそうですが、病気を防ぐために、いらない葉っぱをこまめに除くなど風通しを良くする工夫をしているそうですよ☆


菌が出やすい畑、水はけがよくない畑など、畑の性格もそれぞれ。ひとつひとつ違う畑に合わせた管理にも手間がかかっているんですね~!

さぁ、今回は、JAおちいまばりのおいしい露地きゅうりの情報に加え、新旧営農指導員とのコラボ回となりました!


最後に、越智さんから後輩へ一言!「家で少しでも作ってみて、経験をしてみるとなおよし!」
そして、合田さんから先輩へも一言!「経験していくことも大事!35年目指してがんばる!」
とのことでした(^^♪

素敵な関係性を築いているお二人の姿を見て、農業の未来を感じられる取材となりました~!みなさんも、この夏はぜひたくさんきゅうりを召し上がってくださいね(*´ω`*)


オマケ 今日の長生さん「暑いですね~!水分補給しましょうね~!」

2022年7月5日火曜日

まさにこれからが旬!JAおちいまばりの露地きゅうり♪

 旬感!えひめチュレ 7/5(火)放送

みなさん、こんにちは~!ますはらあきこです(^^♪いや、もう、あっついですね!!!早すぎる梅雨明けに、水不足も囁かれる日々で、とても心配です。戻り梅雨で、少しでも水不足が解消されることを期待しています◎

さて、今週は、今治へGO~!旬のきゅうりについてお話を伺いたいと思います◎その前に、愛媛県のきゅうりについてご紹介!愛媛県下で、いろいろな野菜が生産されていますが、この夏秋野菜が数量的にはメインの時期で、なかでも「夏秋きゅうり」が数量的には一番多い品目だそうです♪JAえひめ未来・JA周桑・JAおちいまばり・JAえひめ中央・JA愛媛たいき・JAひがしうわ・JAえひめ南と県内全域で栽培されています!(^^)!主な出荷先は、関西(大阪・京都・奈良・兵庫)市場と地元(愛媛県内)市場となっています◎

JAおちいまばりのきゅうりについて、きゅうり部会長の越智正和さんにお聞きしてきました☆今治は、気候に恵まれ、色々な野菜が採れる地域☆特に露地のきゅうりは、梅雨が明けた7月はじめ頃からが旬!越智さんは「野良生えよ~!」なんておっしゃっていましたが、ご謙遜を!(^^)!とてもきれいに管理された畑です♪

定植から1ヵ月くらいで収穫できるそうです◎きゅうりは、結構早く成長するんですね~!でも、まだまだ序の口!今は私たちの目線くらいですが、あと30センチは伸びるそうですよ☆

露地とハウスのきゅうりの違いは、まず植え付け時期の違いが挙げられます◎6月、7月…と少しずつずらして定植していき、露地きゅうりは8月頃には終わり☆一方ハウスは、3~4月の定植ということなので、年中当たり前のように目にするきゅうりは、露地とハウスのものが途切れないようにうまく繋いでいるということなのですね!(^^)!

今、すくすくと育っているのは夏秋きゅうり!収穫の最盛期には、朝5時、夕方15時と、1日に2回収穫していきます!1日でSサイズがMサイズになるくらい、3~4センチ伸びるというのだからおおごとです。ちなみにMサイズは約18センチくらい◎みなさん、このサイズを目指して作っているそうですよ☆

最近、一気に暑くなり、夏が突然やってきたわけですが、収録日もものすごく暑くって(>_<)越智さんは、「ダイエットにはもってこいよ~!最盛期にはガリガリになるよ~!」とのこと(>_<)立ったり座ったりのスクワット運動を酷暑の中するので、本当に大変です!当たり前に食べているきゅうりが、こんな苦労の中収穫されているなんて…ありがたいです♪

定植する上で難しいところは、植えてから比較的すぐ収穫はできるけど、目を離すとすぐ芽が伸び放題になるところだそう(>_<)実はきゅうりって、毎日気が抜けない野菜なんですね!

さて、ここで、越智さんが育てたきゅうりをいただくことに!持つとまだチクチクします◎新鮮な証拠ですよ~◎

中岡「いただきまーす!!」シャーーーーコッ!!!

すばらしいかじり音です!(拍手)

瑞々しくて、食感もよく、味も濃くてとってもおいしい~!後味に青臭さもないし、いくらでも食べられます♪とても暑いので、水分補給か!くらいの勢いで食べてしまいました(笑)

越智さんは、農協で35年間、営農指導員として勤務。55歳で早期退職されてから、きゅうり生産者となりました♪そんな越智さんから聞こえてきた言葉は、「経験に勝る技術なし」◎

実は今回、JAおちいまばりの現役若手営農指導員の方も同席していたのです♪ということで、来週は、新旧営農指導員によるフリースタイルラップバトル!?を展開したいと思います!(^^)!お楽しみに~!

オマケ① 田植えも終わっていました~◎

オマケ② こちらもたくさん収穫がありますように☆