2021年1月26日火曜日

生でも甘い!?JA松山市の白ねぎ♪

 旬感!えひめチュレ 1/26(火)放送

みなさん、こんにちは!ますはらあきこです(^^)/先週から、JA松山市の白ねぎ生産者 高須賀徹さん、営農支援課の小林文仁さんにお話を伺っています♪

今週は、念願の収穫体験を♪2021年初の収穫体験です!(^^)!白ねぎは、土に隠れた部分が白くなるそうで、育ってきたら畝に順次土を盛っていく作業があります。ただし、暑い夏は土をかけられず、涼しくなってきた秋頃から6~7回土をかけていくそうですよ☆

白ねぎの収穫って、すっと引っこ抜けるものだと思っていたら、高須賀さん、何やらゴゾゴゾと大きな機械の準備をし始めました( ゚Д゚)

え、え??いや、あの、1本ちょっと引っこ抜かせていただきたいのですが…!と思っていたら、この機械を用意しないと1本ちょっと引っこ抜くことすらできないんだとか!

土をなんどもかけて高さを出した畝に、白ねぎの根っこがかなりしっかりとはびこっているため、この機械で畝の片方の土を、白ねぎに傷がつかないように且つ大胆におがす必要があるそうです!

気軽に、「収穫した~い!」と言ってみたものの、えらいおおごとになってしまいました(笑)!高須賀さんは、「この後収穫するけん、大丈夫よ~!」と優しくおっしゃってくださいましたが…!ありがとうございます♪

ブロロロロロロ…!!と畝の土を削っていきます◎

うおりゃ~~~~~!!!!!!

お、確かに!土がおがされていっています♪

写真の真ん中に小さな山ができていますが、これが畝からおがした土の山です(^^♪この作業をすると、土に埋まっていた白ねぎの下の方まで見えるようになりました!こうして1本ちょっと引っこ抜くことができるようになりました( *´艸`)

中岡「おぉ!!簡単に抜けた!!!」

1本と思いきや、高須賀さんがお土産用に大量に引っこ抜いてくださいました(^^)/嬉しい~!

さぁ、ここで、恒例の「畑de試食」のコーナー!2021年も、どんどん食べていきますよ( *´艸`)ということで、生産者さんやJAのみなさんも軽く止める中、収穫したての生の白ねぎを試食♪

シャーーーーーコ!!!と良い音でひとかじり!「辛いけど、甘い!!!!!!」という中岡さんの感想を聞いて、高須賀さん、小林さんも初めての(笑)生食を!「本当だ~!」と言いつつ、こっそり隅っこに吐き出す高須賀さん、「火を通した方がいい…!」と切実に訴える小林さん(笑)!

そして、あの機械でおがしていない状態では、引き抜くことすらできないという事だったので、そちらも検証してみたところ…

あれ?全然動かん…

え、マジで抜けん…!!

高須賀さん…

白い部分が1ミリも見えないところでちぎれてしまいました(笑)(´Д`)それだけしっかり根が張っているという証拠でもありますね♪

さて、この黒い紐ですが、白ねぎが曲がらないように&葉っぱの破損防止のために一役買っています!昨年は台風の上陸がほとんどなかったので、風の被害が少なかったのはラッキー!

高須賀さんは、本格的に農業を始めて3年目ということで、1年目と比べてどうがお聞きしたところ、1、2年目はまずは指導員さんの言うとおりに作ってみたが、3年目からは色々試せるようにもなってきたとのことでした(*^^*)毎年同じようにしていても、同じようにできないところが大変でもあり、おもしろくもあり…(^^♪先輩も色々と教えてくれるそう!今後は、米と百合も作ってみたいとおっしゃっていましたよ☆

お土産でいただいた白ねぎをさっそくいただいてみました!鶏肉と一緒に炒めてみたのですが、柔らかくて中はトロトロ…(*^^*)甘くていくらでも食べられるおいしさでした!高須賀さんは、お鍋にたっぷり入れて食べるのがお好き!みなさんは、白ねぎどう食べますか??

東温市は、白ねぎ、米、百合、ユーカリ、いちご、ブロッコリーなど、様々な農作物が育ちます♪豊かな土地で育ったJA松山市の白ねぎをお店で見つけて、ぜひ召し上がってみてくださいね(^^♪


オマケ① JA全農の長生さんとどこで撮影したのか…

オマケ② 答えは、畑のすみっこでした!

2021年1月19日火曜日

今が旬!香り高い白ねぎ♪

 旬感!えひめチュレ 1/19(火)放送

みなさん、こんにちは♪ますはらあきこです!(^^)!大寒波がやってきたと思ったら、春の陽気のようなポカポカな日がやってきたりと、冬のお天気も大暴れ(>_<)こんなときこそ、旬の食材をおいしくいただいて、元気に体調管理をしたいものですね◎

さて、今日ご紹介するのは、そんな冬に欠かせない白ねぎの話題!

まずは愛媛県内の白ねぎについて◎愛媛県全体では、12.8haの面積で約216t(!)の白ねぎが生産されています。主な栽培産地として、JA西条・JA周桑・JA松山市・JAひがしうわが挙げられ、出荷期間は12月頃~翌年3月頃まで続きます♪県内以外では、主に関西(神戸・大阪・奈良)市場、地元市場に出荷されているそうですよ☆

そしてJA松山市の白ねぎは、愛媛県産の約半分の6.3haを占めているそう!JA松山市管内では、約40%が川上地区、約45%が北伊予地区で栽培されています。特に、JA松山市管内についてはエコ栽培をしている生産者もいて、土づくりを基本に、病気に強い白ねぎがすくすくと育っているんです♪

作物の育成と害虫を寄せ付けないさまざまな努力により、化学合成農薬・化学肥の使用を半分以下に抑えた栽培を行っているそうですよ☆

そんなJA松山市の白ねぎ生産者 高須賀透さんにお話を伺いましたよ♪

本格的に農業を始めて3年目という高須賀さん!収穫真っ只中の白ねぎ畑にお邪魔しました◎現在、ここの畑では収穫の半分が終わったところ◎

高須賀さんの収穫作業は、12月上旬~2月半ば頃まで続くそう!まだまだこれからの寒い時期も、収穫作業が続きます◎この収穫作業にも1ヶ月半ほどかかったそうなので、白ねぎの収穫、すごく手間がかかることがわかります。白ねぎを植えた順番に、畑を回って収穫していくそうなのですが、実は白ねぎって育つのにめちゃくちゃ時間がかかるんです( ゚Д゚)

種まきは3月、4月に定植とのことなので、丸1年仕事!ねぎってもっと早く成長するのかと思っていたので、意外にじっくりゆっくり育っていることにびっくりです◎

畑に向かう前に、高須賀さんの白ねぎ作業場も見せていただいていたのですが、収穫を終えた白ねぎたちがたっくさん!!!出荷を今か今かと待っていたのですが、ご覧の通り、まっすぐで白い部分も十分にあるものがどっさり!


出荷の基準にもルールがあって、サイズのランク、ものの品格をみて選別されています。さらに、白い部分は30㎝、緑の葉っぱは3枚あるものが一番手とされるということで、それを目指してみなさん生産されています♪

立てて保管されている…!

白ねぎたちがこうして立てて保管されているのには理由が!横にしていると、収穫後も上へ成長ようとする力が動くので、せっかくまっすぐに育てていても曲がってしまう&鮮度も落ちるんだとか!え、白ねぎすごい賢くないですか…!

てるてる坊主の代わり…(笑)?の、おそらくキ○ィちゃん…(笑)

また、JA松山市の小林さんによると、この地域の土地も白ねぎ栽培には向いていて、様々な地域で栽培されている白ねぎの中でも出荷の早い地域だそう◎さらにエコ栽培をされた白ねぎは、有機肥料も多く、味もいいので、シンプルに塩コショウなどの味付けだけでも十分おいしいのだとか…!うぅ、これは食べたい…!!!!


高須賀さんに、白ねぎを作る上での注意を聞いてみました!ポイントは水はけをよくすること◎水はけをよくすることで病気を防げるので、うまく水を流す作業をしなければなりません(>_<)なので、雨が続くとひやひやもの…!しかも、雨が降ってからでは遅いので、早めの対策が必要です。
梅雨~夏の暑さも気を遣いますし、涼しくなってからぐんぐんと成長するので、冬は肥料をやりすぎない程度にやって、太く成長するように気を遣うんだそう(;´∀`)年中通して、気が抜けません!

気になる今年の出来は、去年の長雨の影響があったので、成長が遅れたり、病気が一部あったりしたそうですが、元気においしく仕上がっています♪

来週は、待望の収穫体験!生で試食はあるのか(笑)!?お楽しみに~(*^^*)


オマケ 冬の寒い時期を乗り越えるために、作業場ではあったかブーツが大活躍!

2021年1月12日火曜日

未来を見据えたJAえひめ未来♪

 旬感!えひめチュレ 1/12(火)放送

みなさん、こんにちは!ますはらあきこです(^^)/先週から、ほうれん草の話題をお届けしていますが…今日は、その主産地であるJAえひめ未来管内についてもお話を伺っていきます!

お話を伺うのは、JAえひめ未来のNEW FACE☆山下泰伺さんと、JAえひめ未来のベテラン☆加藤順子さんです♪

なんてかわいらしいお写真なの!!

家族のようなほっこりスタイルでのインタビュー!先週お話をお伺いした浮田さんの圃場の隅っこをお借りしてスタートしました♪
さっそく、「JAえひめ未来」についてから!JAえひめ未来は、昨年11月に発足したばかり!新居浜と西条が合併してスタートしました。「JAえひめ未来」という名前には、2つの地域の良いところを合わせて、未来へ向かってがんばっていこう!というとても前向きな想いが込められています◎

フレッシュな「JAえひめ未来」!

今の時期作られているのは、ほうれん草、いちご、里芋など!あと、忘れてはならない七草も有名ですよね(*^^*)全国でも1~3位には入る生産量を誇る七草。今年も西条の七草で七草がゆを食べたという方も多いと思います◎
また、この他にも、絹かわなす、一寸蚕豆、メロンなど、この土地ならではのものがどっさり!うちぬき水のおかげで、おいしい作物に育ちます♪

ほうれん草もどっさりと!

「たくさん収穫されとるで!」

「いちごもうまいよね~!」

あまおとめ!

紅ほっぺも山積み!

うちぬき水は、西条ならではの自然の恩恵!

今の時期旬を迎えているほうれん草、気になる今年の出来は、11月に雨が降っていないことが影響して、背丈が少し伸びていない状況…。ですが、甘くおいしくできているそうです!取材日から少し時間が経っているので、背丈も伸びているといいなと思います♪

葉もしっかりしていておいしそうぅ~!

「ちょっと、もらっていくわ!」

「…え、やっぱりだめ?」

こら~!!!!!!(※ちゃんと戻しました(笑))

JAえひめ未来のNEW FACE山下さん(彼女募集中)がやりがいを感じるのは、農作物がうまく育って、収益があがっているとき!明るい雰囲気の山下さんなのですが、先輩たちからもとても愛されているのが伝わってきました♪ベテランの加藤さんからも、フレッシュで、生産者さんたちとも信頼関係を築いているとのお言葉!(^^)!若い力が加わったことで、組織にも未来への期待や希望をより感じられますね☆

選果場も広い!!

2つの地域が合併したことにより、生産者の規模も大きく、多く、農地も広くなりました◎よりいいところを引き出しあって、よりパワーアップした「JAえひめ未来」にぜひご注目ください♪そして、旬のほうれん草は、ぜひお店でJAえひめ未来の表示を見つけてくださいね~☆

オマケ① 選果場ではいつもFM愛媛が流れているそう!ありがとうございます♪

オマケ② これから寒なるけんね~!

オマケ③ 楽しく収録できました!

2021年1月5日火曜日

JAえひめ未来のほうれん草♪

 旬感!えひめチュレ 1/5(火)放送

みなさん、あけましておめでとうございます♪今年も「旬感!えひめチュレ」どうぞよろしくお願いいたします!(^^)!

さて、新年最初にご紹介する旬の食材はほうれん草!愛媛県下では、約17.9haの栽培面積で135tの出荷量があるそうです。(※県内JAの取扱量)

主に栽培されているのは、JAえひめ未来(西条市)JA周桑(丹原)JAひがしうわ(野村)JAえひめ南(鬼北)のあたりとなります。そして、主産地はJAえひめ未来で約90%を占めています!11月から翌4月までの出荷で、関西及び地元市場へ出荷されていますよ。

ということで今回は、JAえひめ未来のほうれん草部会長 浮田佳雅さんにお話を伺いました!

今年のほうれん草は、最初気温が暖かったので成長も良かったのですが、気温がグッと下がってから少し成長が足踏み状態(;´Д`)ただ、冬のほうれん草には、この寒さが重要!寒くなると、甘くおいしくなるので、成長はしてほしいけど、おいしくもなってほしいし…暖かさと寒さのジレンマですね(笑)

訪れた圃場のほうれん草を見て、もう少し縦に伸びて欲しいなぁと浮田さん。出荷できるサイズになるまで、種まきから約2ヶ月程かかります。暖かいときは1ヶ月半くらいで成長もするそうなのですが、お天気ばかりは操作できないので、毎年試行錯誤の繰り返しだそうです(>_<)

浮田さんは、ほうれん草を作り始めて10年くらい。この10年の天候の変化も激しかったそうです。確かに、私たちの体感的にもそれはありますよね!暖かいと言っていたら、急に寒くなったり…(笑)野菜たちにも過酷なお天気が続く中、毎年生産者さんたちの創意工夫で、おいしい野菜が届いているんだなぁと思います(*^^*)

もちろん、種を植えるタイミングも難しい!ほんの数日植えるタイミングが遅くなっても、のちのち大きな影響が出てきてしまうので、この見極めも本当に重要です◎

…とここまで色々とお話を伺っていると、なんだか不思議な乗り物を発見!これは…??

ほうれん草の収穫は座った姿勢が続くので、腰やひざに負担が大きい…ということで、収穫を少しでも楽にするためのアイテム、名付けて「ほうれん草カー(※番組が勝手に命名)」が役に立ちます!

どう乗りこなすかといいますと…

こう、横滑りに進んでいくわけです(笑)シュールです(笑)で、目の前にあるほうれん草をチョキチョキと収穫して、黄色いかごにイン!このほうれん草カー、思いのほかスムーズに進むんでびっくり(笑)!ロードバイク並みの軽さです!!!

さて、ここで、恒例の「畑de試食」のコーナーを!と思ったのですが、周りから、そのまま食べるのはちょっと…止める声が続出(笑)それでも、この中岡選手は生で食べます!!むしゃむしゃと食べて「あ、全然甘いよ?おいしい!」と案外平気そうだったのを見て、浮田さんも一口…。でも、「やっぱりおひたしで食べた方がおいしいよ~(笑)!!!!!」

とのことですので、みなさんもぜひ加熱して召し上がってください(笑)もちろん、生食用のほうれん草はそのままでもOKですよ☆葉っぱが厚くしっかりしているので、ほうれん草のしゃぶしゃぶもオススメです☆

これからますます寒くなるので、収穫する生産者さんたちもカッパを着たりして防寒!ただ、あまり早い時間から作業をすると、霜が降りていて葉っぱがパリンパリンになって傷んでしまうそう…(>_<)なので、少し暖かくなってから収穫作業をするそうですよ◎それでも真冬の外での収穫は大変だぁ…。

終始、笑いの絶えない収録だったのですが、そんな浮田さんに今年の抱負は、みんながほうれん草を作って、部会を盛り上げて欲しい!若い人も増えてくれたら嬉しいなぁということ◎放送を聴いた方で、興味を持ってくださる方いたら嬉しいですね(^^)/

ここ、水のきれいな西条でできるほうれん草は、甘くて食べ応えあり!ぜひみなさんも、JAえひめ未来のほうれん草、お店で見つけてくださいね☆


オマケ 放送にはのっていませんが、ほうれん草カーに降りかかった災難の話が、面白すぎました(笑)