2022年5月10日火曜日

歴史も長い!JAえひめ中央の蚕豆♪

 旬感!えひめチュレ 5/10(火)放送

みなさん、こんにちは~!ますはらあきこです!(^^)!先週から、旬真っ盛りの蚕豆(そらまめ)について、JAえひめ中央の蚕豆部会長 西田武さんにお話を伺っています◎

ここで!【そらまめ】の文字について!JAえひめ中央での表記は【蚕豆】と書いて【そらまめ】と読むのですが、この他にも色々な表記があります(^_-)-☆

【そら豆】【空豆】【天豆】など!

愛媛で【蚕豆】と書くのは、さやの中の綿が蚕のように見えることから◎「愛媛県はロマンですよ~( *´艸`)」と西田さん♪確かにロマンチックですね~!

また、【天】とか【空】の字が当てられているのにも理由があります!蚕豆は、成長しているときは空へ向かって伸びていくのです~!それが収穫期になると、下を向いてくるんですって!え!?ちゃんと教えてくれるなんて、めちゃくちゃ賢い豆じゃないですか!!

栽培しているのは「陵西一寸」という品種◎作りやすく、品質のよい品種だそうです(^^♪気になる今年の出来は~、一粒、二粒が多いんだそう!これ、「いちりゅう、にりゅう…」と読むのですが、読んで字のごとく、一つのさやの中に蚕豆が1つぶか、2つぶか…ということ!(^^)!

一般的には三粒が見た目もよいので売れ筋なのですが、実は、一粒も二粒もおいしいんだって話!西田部会長が、大きな声で何回も言うから間違いないです~(*´ω`*)特に一粒は、すべての栄養がひとつぶに集中するので、実は一番おいしい説が…!本当ですか!!!

蚕豆の歴史は長く、エジプト時代にまで遡るんだとか…!古代の人たちも食していたと思うと、かなり感慨深いですね~!その後、改良されて今のスタイルになったそうですよ☆

蚕豆の実が下から数えて50個くらいできたら、葉っぱが勝手に落ちるとか、朝日に向かってさやが育っていくとか、元々は三粒として育っているのに、天気などによって蚕豆自体が粒を勝手に減らして、二粒や一粒になる…など、蚕豆不思議な話が多すぎませんか(笑)!?

特に、元々は三粒なのに…のお話って、少しでも種の保存の確率を高くするための、植物の本能ですよね◎とても生命力の強い作物なのが伝わります!そりゃ古代エジプト人も食べていたというのも納得…!!!

去年は、大寒波の影響で収量自体がかなり少なかったのですが、今年はたくさん収穫できているそうです◎よかった~!西田部会長さんのお話は、まだまだ続く~!ということで、来週も蚕豆についてお届けしますよ♪引き続き、お楽しみに~!