2022年1月4日火曜日

冬ならではのおいしさ!冬春トマト♪

 旬感!えひめチュレ 1/4(火)放送

みなさん、あけましておめでとうございます~!今年も「旬感!えひめチュレ」と一緒に、愛媛のおいしいものを共有していきましょうね!(^^)!引き続き、よろしくお願いいたします♪

さて今回は、主に、冬と春に生産されるJAおちいまばりの冬春トマトをご紹介します◎…え?冬にトマト???と思ったそこのアナタ(笑)!あるのですよ~冬にもトマトが( *´艸`)

お話を伺うのは、JAおちいまばりトマト部会長 冨田健一さんです♪

冨田さんがいらっしゃるハウスに入ると、あったかーーーーい!!!というか…じんわり汗かくくらいの室温!ダウン&貼るカイロで防寒対策をしていた私は、完全に服を間違えました(笑)

そう、冬春トマトは、ハウスで暖房をしながら育てていくのです◎日中は常に28℃~30℃くらい、夜は13℃くらいに室温を安定させています(^^)サーモスタットで13℃を切ると暖房が自動で入る仕組みになっています☆13℃がポイントで、13℃ないと苗が枯れてしまうんだそう(>_<)気が抜けないです~!

温度だけではなく、換気も大事◎湿度が上がりすぎると、葉っぱにカビが生える病気になりやすくなるんですって!!なので、外気に注意しながら換気をしつつ、夕方へ向けて少しずつ外気を入れないようにハウスの窓を閉めていきます。

手間がかかるので、片道2時間の旅行しかできない(>_<)と冨田さん…!日帰り旅行の距離なので、香川へ弾丸うどんツアーくらいですよねぇ!でも、トマトに誠実に向き合っているからこそ!(^^)!

そんな冨田さんのハウスで育つトマトは、とても広くて、端っこまで見通せるほどきれい!75m×10列の大きなハウスが3か所あるそうですが、几帳面にきっちりと手入れされている印象です◎そして、のびのびと育っているトマトの葉っぱはどれも緑で元気いっぱい♪

定植は9月末頃、気温が高く成長が早いうちは10月半ば頃から収穫ができます!驚きなのは、その収穫期の長さ!7月半ば頃まで収穫ができるそうですよ!(^^)!

ふと下を見てみると、ふかふかとしている…。「すくも」と呼ばれる米のもみ殻が敷き詰められています◎これで地温が上がって、ホットカーペットのような役割を果たすんですって(^^♪

スーパーに並ぶ頃に食べごろになるよう、だいたい7~8割くらいの赤さで収穫をします!夏秋トマトはもっと青い段階で収穫をしていた印象なので、ギリギリまでじっくりと木で熟させているのですね♪

ここで、トミケンさん(中岡さんは、もうそう呼んでいました(笑))に、いい感じの冬春トマトを選んでもらって、試食をさせていただきました~!

こ、これは~!!!

夏秋トマトとはまた違うおいしさです~~~~!!!!甘みとうま味をしっかりと感じられて、青臭さがまったくない!甘いだけじゃない、濃厚で「うまい」トマトです♪

今年の出来は、玉太りもよく、良い出来!(^^)!ピッカピカに輝いていて、とてもきれいなトマトができています!正直、育てるのに時間もお金もかかるけど…と冨田さん(;^ω^)でも、だからこそ味わえる冬春トマトなんです◎

「しまなみ春とまと」という名前で販売されているJAおちいまばりの冬春トマト!!そのままはもちろん、火を通してもめちゃくちゃおいしいです( *´艸`)ぜひみなさん、冬のトマトも召し上がってみてくださいね♪