2022年11月8日火曜日

太陽の光をたっぷり浴びた!JAえひめ南のブロッコリー♪

 旬感!えひめチュレ 11/8(火)放送

みなさん、こんにちは!ますはらあきこです(^^♪

暦の上では、もう冬!(^^)!ですが、先日訪れた愛南町はお天気に恵まれ、暑いくらいでした!愛南町へ向かった理由は、ブロッコリーの取材のためです♪ということで、JAえひめ南の野菜部会 山本昇さんにお話を伺いました☆

まずは、愛媛県のブロッコリー生産状況について◎現在、愛媛県内の7JAで生産されているブロッコリー。(JAうま・JA周桑・JAおちいまばり・JA松山市・JAえひめ中央・JAひがしうわ・JAえひめ南)

その中でもJAえひめ南では、令和4年産の県内全体の生産量のうちの約50%を生産しています!JAえひめ南管内でも、今回取材に伺った南宇和地区がかなり大きいウェイトを占めていますが、鬼北・三間・津島といった地域でも生産されているそうですよ☆

さて、最高のドライブ日和の中、愛南町へ向かったチュレチーム!たどり着いた先は、一本松にある、草一本も生えていないとてもきれいなブロッコリー畑でした!

山本さんは、ブロッコリー歴5~6年とのことですが、それまでは様々な路地野菜を生産されていたベテラン農家さん!キャベツ、白菜、大根など、これまでたくさんの種類の野菜を作ってきたノウハウが、ブロッコリー作りにも生かされているそうです◎

最大15アールという広大な土地でブロッコリーを生産されていますが、その作業は山本さん、奥様のお二人でされているんだとか!そのため、定植の時期を少しずつずらし、収穫のタイミングが集中しないよう調整しているそうです♪ずらす時期は、夏場に10日程度ずつ。こうすると、収穫ができない夏場の時期を外して、年中収穫ができるようになるんだそう!

寒くなるこれからの時期が、ブロッコリーの旬!愛南町は暖かい地域ではありますが、雪も降ります!畑が雪で埋もれることもあるそうですが、ブロッコリーは冬場にゆっくり育つのが理想◎品質的にはそちらの方がよいそうです♪

ここに見えているブロッコリーは、9月中旬に定植し、40~50日ほど経ったもの♪定植して3ヵ月程度で収穫できるので、12月末頃にはおいしいブロッコリーができあがっている予定です☆

常温だと長く保存することが難しいブロッコリーですが、JAえひめ南ならではの保存方法が!発砲スチロールの箱に、氷詰めするという、必殺「発砲氷詰め」!!!!ブロッコリーでは品質評価が一番高い出荷形態だそうです(*´ω`)これで、4~5日は新鮮な状態を保ったままで、私たち消費者の手元に届くようになります☆

産地によって、出荷の荷姿に違いがあり、県内ではほかにも、「段ボール+氷詰め」や「段ボール+鮮度保持フィルム」などそれぞれが品質維持に努めているそうですよ☆

改めて山本さんの畑を見てみると、やっぱりため息が出るほど美しい。。。

山本さん曰く、雑草を生やしていいことはなく、理由としては「ブロッコリーのための肥料を吸う」「病害虫の元になる」から!ただ、雑草がないことの欠点もあって、それは大雨になると土が流されてしまうということ。山本さんの畑には、緩やかな勾配があり、水が下に流れるようになっていて、この大穴に時間をかけて溜められるようにしています◎同時に流れてしまった土も、ある程度溜まったらここから取り出し、畑へ戻す作業も行っているそうです♪

ブロッコリーは毎年作らない方がよい野菜のひとつ。そこで、夏場は牧草を植え、いらない余計なものを吸ってもらい、一度畑をリセットします!こういった知恵も、これまで様々な野菜を作ってきたからこそ◎

今年は、思いがけない台風の被害もあった、JAえひめ南管内のブロッコリーたち。8月に植えた70アールが全滅してしまったんですって。台風の風の向きで、茎がねじり回されてしまうことが原因なんです。こういった自然災害もある中ですが、再度植え直したブロッコリーたちが、こうして元気に育っています!

ぜひ、じーーーっくり育ったブロッコリーを、たくさん召し上がってくださいね!


オマケ① 取材後すぐに作業にかかる山本さん

オマケ② かっこいい漢の背中です(^^)