2022年7月19日火曜日

今が旬!JA松山市の松山長なす♪

 旬感!えひめチュレ 7/19(火)放送

みなさん、こんにちは!ますはらあきこです(^^♪夏の暑さに、体も少しずつ慣れてきて…いませんね(>_<)室内でもですが、特に外に出るときは、熱中症対策を万全にして、元気に過ごしていきましょう~!

今回は、JA松山市の松山長なすをご紹介します☆その前に、愛媛県のなす事情です♪

愛媛県下では「伊予なす」「松山長なす」「絹かわなす」と数種類のなすが栽培されています◎今回取材するのは、その中でも「松山長なす」で、品種名は「庄屋大長」!

愛媛全体のなすの面積のうち、約20%が松山長なすなんですよ(^^)もちろん、その他のなすもとてもおいしいのですが、松山長なすは、その見た目のインパクトとおいしさから人気の品種です♪松山長なすは、JA松山市・JAえひめ中央・JAおちいまばりで栽培されていますよ!(^^)!

今回は、お話をJA松山市なす部会長 川端正仁さんに伺いました(^^)/

最近、愛媛県は雨が少なめ…。日照りの時期でも、なすは水をすごく必要とする野菜◎ひと晩に3㎝くらい伸びるそうなんです!出荷サイズは32~38㎝のLサイズを目標に作っているので、水の確保はとても重要になってきます♪

取材日は、くもりだったのですが、溝に水たまりが…!これも、水確保のためと、作業時の一輪車を動きやすくするためにあえて水を引いているのだとか☆

実がついてから10~15日くらいでこんなに立派に成長する松山長なす!普段当たり前のように、真っ直ぐ長いものを見ているので、これが普通と思っているのですが…この真っ直ぐ長く作るのはとっても難しい(>_<)天候も大きく関係してくるそうです。

例えば突然の大雨は、水はけを良くすればいいですが、ポイントは日照!日照りが過ぎると花が落ちてしまって、その後実がつかないこともあるそうです。お日様の力って、農業では本当に重要なんですねぇ~!

この畑は、4月25日に定植したのですが、見ての通り立派ななす畑へと成長!ただ、つるを伸ばすと風の影響も受けやすくなるうえに、なすは葉っぱが触れてもキズが付く繊細な野菜でもあります(T_T)そのキズから病気になったり、市場価格も落ちてしまったりするので、そういったキズを付けないためにも、余分な葉っぱを取り除いたり、風通しをよくしたりする工夫をされています(^^♪

さらに、秋になるとより風が吹くので余計に注意!台風もありますし、街なかにある畑なので、ビル風も吹くんだとか!!畑の周辺には、風よけのソルゴーも植えられています◎

7月中旬が、1回目の最収穫期☆その後は、8月のお盆頃に2回目の最収穫期を迎えます♪気温と水の影響を受けるなすですが、8月の暑さもまた今よりも厳しい…(>_<)夜も暑いので、実を少し若いうちに収穫するなど、木に負担をかけないように工夫をしています♪

松山長なすの作業は、午前8~9時のうちにほとんどの作業を終えてしまいます◎実が黒いので、日に当たりすぎると柔らかくなってしまうからなんだとか!!!なるほど、かなり納得です!!!!

県外の方にも、驚かれる長さを誇る松山長なす☆来週も、おいしさの秘密や食べ方などご紹介していきますよ!(^^)!お楽しみに~!!