2022年12月20日火曜日

歌う和菓子職人が作るお餅♪

旬感!えひめチュレ 12/20(火)放送

みなさん、こんにちは!ますはらあきこです(^^♪お餅特集も3週目となりました~!今回訪れたのは、松山市中央卸売市場☆中に色々とお店があるんですね~!お話を伺ったのは、もち平の平井愼司さんです!(^^)!

もち平は、1962年(昭和32年)創業で、今年60周年を迎えた和菓子屋さんです♪平井さんは、おじさんからこのお店を継ぎ、20歳の頃から職人としてたくさんのお餅や和菓子を作ってきました◎来年でこの道40年と、節目の時を過ごしていらっしゃいます☆

平井さんは、タイトルの通り「歌う和菓子職人」です!(^^)!というのも、こちらも20歳の頃からシンガーソングライターとして音楽活動をされていているのです♪「歌も仕事も一生懸命!」と、朗らかな笑顔の平井さん◎

先日、エフ・マルシェ古川店で10周年祭のときに配られた紅白大福も、もち平さんのもの◎お餅がすっごく柔らかくて、あんことのバランスも良くて…とても美味しかったのですが、この大福餅の柔らかさに不可欠なのが「砂糖」!(^^)!砂糖は水分を閉じ込める作用があるので、2日くらいはそのままで柔らかいお餅を楽しめるそうなんです♪

この大福という和菓子。噛んだときにはじめて中身がわかるという、なんとも奥ゆかしいお菓子ですよね(*´ω`*)和菓子は、こういった奥ゆかしさを表現しやすいと平井さん♪さすが、シンガーソングライター!視点が素敵ですね♪

12月からは、いちご大福のシーズンに!5月頃まで続くいちご大福のシーズンも、1月頃が特においしい時期なんだそう。それは、時間をかけて育ったいちごの実が固いから◎あんこでつつんで、さらにあったかいお餅で包むときも、形が変わらないんですって!

平井さんのインタビューで印象的だったのが、「王道と変えた方がよいもの」のお話。

素材の純粋さを残したもの、子供の頃に食べたものは、記憶として残っていき、いわゆる王道となります。そこへ、遊び心のあるものも開発していくことで、これらがお互いを刺激しあい、相乗効果となっていくわけなんです(*´ω`)

あえて変えない難しさのお話もありました☆例えば、「甘さ控えめ」ってよく聞きますが、甘党の人からすると、昔のような甘さがないなぁと少し物足りなく感じることもあると思います。でも、甘さを変えなくても、形や食べ方を変える提案をすることで、新鮮な驚きも生まれますよね(*´ω`*)

「食べる人のことを考えて作ると変えない、売ることを考えると変えないといけない。」

その双方のバランスを取りながら、でもお話を聞いていると、少しでもできたてのおいしいものを食べてほしいという想いが伝わってきました♪だって、お餅は、出来立てが一番おいしいに決まってますもん(笑)!それに少しでも近い柔らかいものを食べもらうための工夫を常に考えているそうですよ☆

エフ・マルシェには、そんなもち平さんが作る季節に応じた和菓子が並んでいます。夏は杏仁豆腐、秋はお団子、冬はお雑煮用の杵つき餅やつぶあん、こしあん餅などなど!

…ここで今日は、出来立てのみたらし団子をいただけることに!!やったーーーーー!

…てか、みたらし団子、でかくないですか(笑)!?これも、先代からの教えで、お腹いっぱい食べてもらいたいという想いを形にしたそうです◎

中岡「それではっ!さっそくっ!!!いっただきまーーーーーす!!!」

「うんまああああ!!めちゃくちゃ食べ応えあるぅぅぅーーーーー!!!!」口いっぱいにみたらし団子、最高っ!

年のはじめに食べたお餅が一番おいしいと、また手に取るきっかけになると平井さん(*´ω`*)確かにそうかも!シンガーソングライターでもある平井さん、軽快で引き込まれるさすがのMCで楽しいインタビューになりました◎

3週に渡るお餅特集、いかがでしたでしょうか!(^^)!どのお店にも、歴史があり、想いがあり…改めてお餅が日本人にとって特別な存在であることがわかりました♪

ぜひ、年末年始のお供に、色々なお餅を召し上がってくださいね~~~!!!


オマケ 書家に文字を書いてもらい、平井さん自ら自作した看板!(^^)!