2021年7月20日火曜日

久万高原町で育ったトマト♪

 旬感!えひめチュレ 7/20(火)放送

みなさん、こんにちは!ますはらあきこです(*^^*)日差しがどんどん強くなっていますね~!夏のチュレ取材の必需品は、日焼け止め、帽子、タオル、水分、着替え(重要)!1時間ほど畑で収録をしているだけでも汗が止まらない…!夏の農業は本当に体力勝負だなぁと実感しています!(^^)!

さて、今回は夏の野菜としても外せない、トマトのご紹介です◎トマト産地として有名な久万高原町へGO!お話を、JA松山市のトマト生産者 山田崇博さんにお聞きしました☆

まずは、愛媛県産のトマト(4月~10月)について♪主な栽培産地は、JA松山市・JAえひめ中央・JA愛媛たいき・JAひがしうわで、出荷先は、関西市場・四国市場・松山市場となっています◎愛媛県では年間を通してとまとが栽培されていますが、春先から夏場にかけてが多い時期です。愛媛県内では、5月放送分の半促成とまと(JA愛媛たいき)→夏秋とまと(JA松山市(久万)・JAえひめ中央・JAひがしうわ)とリレーする形で出荷が続いていきます!

今回は、その中からJA松山市の情報です♪なんと!愛媛県の約6割程度の面積が、JA松山市(久万)管内で栽培されているのです!JA松山市(久万)については、標高の高い比較的冷涼な気候を生かして、夏場のとまと・ピーマン栽培が盛んで県内でも有数の夏秋野菜産地となっていますよ(^^♪

さて、集荷場からさらに15分ちょっと…山をぐんぐん登っていく…!いやぁ!かなり高いところまでやってきました~!おぉ!ハウスが何棟も!!!

…と、思っていると、山田さんからは「これはまだまだ山の序の口(笑)!」との一言!この場所は標高450メートルほどですが、中には標高1000メートルほどの場所でトマト作りをされている生産者さんもいらっしゃるそう◎標高が変わると、霜や気温に違いが!でも久万高原町は盆地なので、標高が低くても寒い場所があったりとなかなか面白い…!(^^)!

今、山田さんが作っているのは、「桃太郎サニー」「桃太郎セレクト」という品種◎大玉トマトとして有名な桃太郎トマトには、この他にも「桃太郎エイト」「桃太郎ワンダー」という品種もあるんだそう!戦隊モノの名前のようです(笑)!!

トマトの品種は、実は少しずつ進化しているのです◎というのも、野菜の病気も日々進化していて、それに対応した品種を作っているから☆病気に強いということは、農薬の量も減らすことができます◎山田さんの作っているトマトは、耐病&30%の減農薬!食べる方も安心安全のトマトが作られています(*^^*)

山田さんがトマト作りで気を付けていることは、土づくり♪土づくりがうまくいかないと、やはりトマト栽培は難しいそうです。

山田さんのトマトは、雨避け栽培ということで、ハウスの中ですくすくと成長中!水も必要ですが、やはり雨が続くとよくない…!トマトの実が濡れたり、陽に当たりすぎてもいけないとのこと。カビができたり、葉っぱに斑点ができて光合成がしづらくなったり…。

太陽と共にサンサンと!のイメージだったトマトですが、なんでも「過ぎる」のはよくないのですね~!

取材日は、日焼け対策万全で入ったチュレチームだったのですが、山の天気は変わりやすい!さらに、最近は雨の降り方も極端になってきましたもんね(>_<)そうこう言っていたら遠くのほうでゴロゴロ…と雷が…( ゚Д゚)ハッ

雨対策はしてなかった…!危ない!急げ~!!!

今年は梅雨入りが早かったので、トマトの成長にも少し影響はあったそうですが、順調に育っています◎この梅雨時期の病気対策が一番大事だそうなので、気は抜けないですねぇ~!

と、ここで「畑de試食」のコーナー!事前に、山田さんがトマトを収穫してくださっていました(*^^*)ありがとうございます♪

中岡「いただきます!」

ジュルっ!!!

中岡「うまーーーーー!」

甘み、旨味、酸味のバランス最高~!!!しかも収穫したてなので、そこにフレッシュさも加味されて、特別な味わいに(*^^*)爽やかな酸味のおかげで、次々と食べたくなるトマト♪私もいただきましたが、かじると皮と実の部分の甘みがぶわっと先にやってきて、あとからゼリー部分の旨味と酸味がやってくる…!後味さっぱりなんです◎めっちゃおいしい~!!

山田さんは今、青年部の部長なのですが、元々は久万高原町が募集している新規就農者支援事業で研修を受けた一人◎研修農場でもあるアグリピアで農業のノウハウを学んだそうです。若手の就農者を増やすべく、山田さんも部長として奮闘中!さらに研修生も募集中~!ぜひ興味のある方は、下記をチェック&お問合せくださいね♪

コチラ

山田さんに教えてもらったトマトの食べ方として、「産地で選ぶ」というものがあります☆味は、各農家、木によっても違う、さらには産地によっても違う!もっと言えば、7月、8月、9月のトマトの味わいも、どんどん変わっていくんだそう!その変化の様子を産地で選んで、ぜひ追いかけていただきたいのです(*^^*)新たな発見がありそうですね♪

今年も例年通りの出来!ぜひ、甘み・旨味・酸味のバランスの取れた桃太郎トマト、ぜひ召し上がってくださいね(*^^*)


オマケ① 山のきれいな水を引いてます♪

オマケ② 生き物も生息!

オマケ③ これは、ミントかな?

オマケ④ めちゃくちゃ増えてる!!!